2. 準備するもの 〜道具〜

1歳、2歳とでまったく違った子連れフジロック。まず、1歳の準備段階では「本当に連れて行って大丈夫なんだろうか…」という気持ちからまったく解放されず、それに比例したのが荷物の量で、「私は苗場に引っ越しするのか?」と思うほどに大量に、子どもの巨大なおもちゃまで車に積んで行きました。2歳の準備段階では、一度経験したことで少し余裕を持って準備に臨めるようになり、それが災いしたのか最も大切なものを忘れた抜け作でした。3歳になった今年、不安はほぼゼロになっています。我ながら、逞しくなるものだなぁと感じています。こんな風にしてくれてありがとう、フジロック!

■子連れフジロック 持ち物リスト

re_03 【こどもフジロック】準備を楽しもう! 2018

ドラ家の<子連れフジロック 持ち物リスト>の3年分を、イラストと表にしてまとめました。尚、ここでは子連れに関連するグッズのみを記載しています。

子連れフジロック 持ち物リスト(1歳〜3歳)ダウンロード(PDF)はこちらからどうぞ

re_04 【こどもフジロック】準備を楽しもう! 2018

以下は、<フジロックへ持って行くものリスト>の補足情報です。バギー(なぜタイヤに空気が入る3輪タイプがいいのかなど)や、雨対策グッズ、虫除けなどの重要性や、1歳で準備したもので使った、使わなかったなどを記載した過去の記事も合わせてご覧下さい。

re_05 【こどもフジロック】準備を楽しもう! 2018

re_06 【こどもフジロック】準備を楽しもう! 2018

■昨年(2歳)、持って行ったけど使わなかったアイテム

「テーブル&椅子セット」
コールマンのミニサイズ。前年、自分用に持って行った軽量型の可愛いピンクの椅子をドラゴンに奪われ、自分がまったく座れないという苦行を強いられたので、それならばとファルコン用(筆者の実母・還暦超え)含めて3脚用意したのにどれもまったく使わず。ドラゴン、動きすぎ。

「サンダル」
ドラゴンの足回りアイテムは、晴天時はKEENの靴、雨模様〜雨後はcrocs長靴、または裸足でした…。

■昨年(2歳)、ナイスジョブだったアイテム

「バギー」

07 【こどもフジロック】準備を楽しもう! 2018

Airbuggy mimi。参加初年にオークションで買った中古。レンタルとの費用比較では今年で元が取れます♡ 我が家はバギー派ですが、その他にも子どもの運搬にはカート、背負子、抱っこ&おんぶ紐など、子どもの大きさ、親の好みやそれぞれのスタイルに合わせて使い分けています。

「防水バッグ」
SCUBAPRO。スクーバ・ダイビングで使っているもの(上の写真、赤いバッグ)を思いつきで持って行って重宝! 間違いないクオリティで苗場の豪雨でも大活躍の優れものは、中に入れていた着替えセット、私のカメラなどをガッチリ守ってくれました。

「バギーに付けるフック付きバッグ」
普段、自家用車内で使用している背もたれ用マルチ収納バッグをバギーに装着(上の写真、赤いバッグとバギーの間の黒メッシュ)。前年のフジロックで目撃したこのアイディアをいただいてみたところ、細々したアイテムや、子どもの食べ途中のお菓子などをササッと収納するのに大活躍でした。

「ヘッドライト」
ドラゴンのおもちゃとして大活躍! 日中からずっと点滅させていたけれど、気にしない、気にしない。

「光るもの/夜光アイテム」

08 【こどもフジロック】準備を楽しもう! 2018

100円ショップで買える、夕方以降のトワイライトに大活躍のアイテム。自分の子を分かりやすくする上に、子どもが喜ぶ。大人も楽しい! 昨年は、たくさん繋いで大きな輪っかにしてキャッチボールならぬ、キャッチ光る輪っかで興じる上級者親子を目撃。今年はドラゴンと仕入れに行き、選ぶときから親子でワクワクが止まらず、買ったその日に暗闇で試験運転を実施しました。

「モンベルのレギンス」

09 【こどもフジロック】準備を楽しもう! 2018

他店で購入したものよりも快適だったらしく、「これを履きたい」というアピールが多く、それ以後は日常でも使用しています。量販店価格の4〜5倍しますが、虫対策にもなるし、寒さ対策にもなる優れものです。今年のサイズを買い足します。

「シャボン玉」

10 【こどもフジロック】準備を楽しもう! 2018

野外鉄板アイテム。きっと小学生までいけるはず。

「袋タイプの保存バッグ」
ジップロックやIKEAなどの保存バッグは、オムツやお菓子、着替えなど、防水したい、または小分けで持ち歩きたい等のちょっとしたものに便利! しかし、昨年のあの雨には一部負けていました…。

■昨年(2歳)、持って行けばよかったと思ったもの

「レインスーツ(上下セパレートタイプ)」
動きまくる好奇心旺盛でやんちゃなドラゴンには、ポンチョのみでは役不足で、セパレートタイプが必要だったなと思いました。これは月齢ではなく、その子どもの活発さに寄ると思います。ドラゴンは成長曲線を安定的に大きくはみ出す生まれながらのビッグボーイなので、3歳に近い2歳でそう感じたのでした。しかし、雨の中で激しく遊んでいると、雨なのか汗なのかがわからないくらいびしょ濡れになったので、もちろん着替えも必要です。

11 【こどもフジロック】準備を楽しもう! 2018

■まさかの忘れもの

「エアバギーのアクセサリー」

12 【こどもフジロック】準備を楽しもう! 2018

レインカバー、モスキートネット、サンスクリーン、すべて自宅に忘れた残念な親は私です。レインカバーは西松屋の店員さんに救っていただき、ドラゴンは雨に濡れることなくフジロックを過ごせました。ちなみにその前年は、エアバギー用の空気入れを忘れました…。

「麺カッター」
やっぱりあったほうがいいと思ったアイテム。雨が続く日には温かい麺類を食べたくなるわけですが、長い麺を野外で幼児が食べるのは結構難しく、割り箸でフォーはなかなか切れず、親がイライラ。持っていれば、肉などもササッと小分けにできるので便利です。我が家はピジョンのヌードルカッターを愛用中。

■新規購入した/するもの
「靴」

13 【こどもフジロック】準備を楽しもう! 2018

KEENのキッズ用ニューポート。子連れフジ常連組にアドバイスを求めたところ、多くの家庭が愛用しているとのことで今回初購入。水陸両用なのが嬉しいポイント!

「長靴」
サイズアウトのため、こちらも購入せねばアイテム。今年も水分をサッと拭き取れるcrocksにするか考え中です。

■フジロック・オフィシャルグッズ活用方法

14 【こどもフジロック】準備を楽しもう! 2018

「ポンチョ+レインスーツ(ゴンちゃん)」
2歳まではポンチョで頑張ったけれど、今回は絶対にセパレートタイプが必要。そこで今年、こどもフジロックと岩盤が開発したゴンちゃん柄のレインスーツを着させてみたものの、ズボンは履けるけれど、上はブカブカ。ポンチョは現在ジャストサイズなので、それとレインスーツの下を合わせて使ってみる予定。

「ゴンちゃんハット」
可愛いだけではなくslow caravan製だから、しっかりしていていい感じ。帽子好きのドラゴンは、彼の帽子コレクションの中でも最近はこればかりかぶっている大のお気に入りアイテム。

「タイニーチェア」
ドラゴン専用に。サイズ感がちょうどいいらしく、野外使用前の現在は家の中で愛用中。昨年は走り回っていてまったく座らなかった彼は、はたして椅子に座るのだろうか…?

「Tシャツ」
ミニオンズ、サッカーTなどの今年の新作から、昨年購入したアイテムで(親の)気分をUP。ドラゴンはミニオンズがお気に入りだけれど、サッカーTの方が着やすいらしく、普段選ぶ率が高めアイテム。

「サコッシュ」
小銭、電子マネー、スマホ。これらを完全に豪雨から守ってくれる防水機能の付いた子連れママに嬉しいこのサイズ! 昨年の豪雨の時に持っていたかった(泣)。

「カラビナ付きキーホルダー」
サコッシュやエアバギーのバッグに付けたり、子どものリュックに付けたり。タオルなども下げられるから便利!

「ゴンちゃんポンチョ」
ファルコン用に。昨年の豪雨時、私のお古のレインスーツで過ごしたファルコンは、会場で目にした多くの人が着ていたポンチョを見て「あれが欲しい!」とKiUのブースに買いに行くも全商品完売でガッカリしていたので、感謝を込めてドラゴンとお揃いをプレゼント予定。喜んでくれるといいなぁ。

最後に。今年、ドラゴンはオムツから卒業しました!
そのおかげで我が家の生活ゴミの量も見違えるほど少なくなり、ドラゴンはお兄さんパンツライフを楽しんでいます。
今夏の苗場は、かさばるオムツとサヨナラです。これは大きな変化! しかしフジロックでは、まだまだオムツは使えるアイテム。保育士だったママ友が教えてくれたオムツ活用法をご紹介しましょう。

■オムツ卒業後の、余ったオムツの活用法

トイレまで間に合わない時、またはトイレのない公園などへ遊びに行ったとき、ジップロックにオムツを入れて手で広げておさえると非常簡易トイレに変身します! 女児の場合はちょっと難しいかもれないけれど、男児のオシッコでは簡単に済ませられるナイス・アイディアで、オシッコ後はジップロックを閉めて持ち運べます。予めジップロックに入れてセットしておくと使用前のオムツも汚れず便利ですよ! これはフジロックでも使える手。ぜひご活用ください。

15 【こどもフジロック】準備を楽しもう! 2018