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【こどもフジロック】子連れフジロッカーズ・インタビューVol.1 〜石川家と福原家〜

こどもフジロック ~FUJI ROCK FOR FAMILY~ ｜ 2017.07.11 Tue

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■フジロック場内での過ごし方

場内ではどう過ごしましたか？

石川父さん：最初に奥のカフェドパリまで行って、キッズランドとアバロンを行ったり来たりでグリーンはほぼ行ってません。ようやく会場に到着してもらえたこども用リストバンドは親が嬉しかったです。

石川母さん：大人がしてると子どもも欲しくなるから、ああいう心遣いは嬉しかったね。

キッズランドのワークショップは？

石川母さん：まだ工作はできず、「どうしてもやりたい」と言ったフェイスペイントには並びました。

昔キッズランドで遊んでいた子どもたちが大学生になってボランティアで描いてくれてるそうですよ。お子さんは何を食べました？

石川母さん：朝霧食堂のぐるぐる巻ソーセージ、沖縄ソバ、かき氷と一番奥でアイス。かなり通り過ぎてから「あれ食べたい」と言われ、戻って買えた頃には寝ちゃうとかもあった。

ガックリですが、それもまた‘子どもあるある’ですね。

石川母さん：キッズランドで軽食が食べられるようになるとすごくいいなあ。お腹空くと子どもは待てないから、何でもいいから口にできる簡単なものがあったら助かる！

■今年参加する理由

石川家の今年は？

石川父さん：去年終わった瞬間「来年はもう行かない！」と言われ。

石川母さん：「もう無理！」って言い切った。

一番辛かったのは何でした？

石川母さん：上の子ですね。私、短気なんで怒っちゃうからそんな自分にも凹んだりでメンタル面でどっと疲れて。でもそれを周りの人に話したら、「一回目なんてそんなもんよ！子どもは初めて連れて行かれて楽しいかどうかなんて予想できないじゃない。だからきっと来年からは変わると思うよ」と言われてまた行こうかなって思えました。

石川父さん：たとえ瞬間的にそう思っても1年経って開催が近くなれば変わるだろうとは思ってました。うちはフジロック以外にもイベントやフェスに行くので経験も積み重ねているし、大変だったけれども一回やって分かったし。

何事も最初はしんどいですもんね。

石川母さん：独身時代も初年度が一番辛かった。

巨大な藁の塊が転がるのどかな平野で楽にキャンプインできるライジングサンの気分で来ると、きっと違いますよね。

石川母さん：そう！　その感覚で付いていったら「とんでもねえところに連れてこられた！」と（笑）。荷物は重いし、なんだこの山道！って。

一同：（爆笑）

皆さんにとってフジロックはどんな存在ですか？

福原母さん：修行みたいなもんかな。

石川母さん：独身時代はモッシュピットで暴れてたりもしたけど、子どもと行くようになった今では音が聴こえてくればそれだけでいいと思ってます。

石川父さん：フジの楽しみ方に答えがないのは育児と一緒だと僕は思うんですよ。それぞれが好きなやり方で楽しんでいるのを観るのも楽しいし、毎年経験していく中で覚えていくものもある。そういうことを子どもたちにちょっとでも感じてもらえたらと思っているので参加し続けたいですね。人がたくさんいるとか、見たことのない大人もいっぱいいると思うんで。普段、大人が一心不乱に楽しむ姿なんて見ることもないですからね。