この近年「フェス・ファッション」というキーワードはニッチなものでなく、メジャーな言葉として広がってきている。フジロックでのお客さんをみても、10年前と比べて圧倒的に「個性」を楽しむコーディネイトが増えてきているように思う。それだけ「フェス・ファッション」のアイテムが増えたこともあるだろうし、お客さん自身、「フェス」という環境に対して自分の着たいものをセレクトする意識も高くなってきたと感じる。それらを選ぶこと、フェスへ行く前の準備からが楽しい、これが今のフェスティバル・スタイルといえるのかもしれない。

さて今回、フジロック開催まで1ヶ月をきった直前に【FESTIVAL ECHO’15×瓦版】特集をお届けします。

「アンチ・フェス」を唱える人気スタイリスト石川顕さんと、アウトドア・ブランドを多数扱うセレクトショップの敏腕マーチャンダイズ担当である斉藤淳史さんに登場いただきます。

お二人の対談では、「フェス・スタイリング」を徹底的に語っていただいております。フェス・ファッションに敏感なあなた、必読ですよ!!

Interview:石川顕(左)×斉藤淳史(右)

自分はいばったパシリさん 笑(石川)
キャンプは飲む人の方が準備がすごい(斉藤)

斉藤 スタイリストとして相当アウトドア事情にお詳しい石川さんですが、そのベースはどんな部分にあるんですか?

石川 僕は出身が北海道なんだけど、普段どこかに勤めているわけじゃないから、年間90日は北海道で過ごすんだよね。夏はキャンプしかしない

斉藤 僕の存じ上げている限り石川さんはスノーボードもお好きだから、冬の間もずっと北海道にいらっしゃるという印象です。

石川 そんなに遊んでるように見えるの? まぁ年末から1月、あと3月、で8月。地元の人たちは僕のことを“東京に出稼ぎに行く人”って話してるよ(笑)。

斉藤 なるほど~。最近のお気に入りのキャンプ場とかありますか?

石川 そうだね、教えないよ(笑)。(神奈川県の)三浦半島の油壷あたりの海水浴場。人もまばらで静かでダサくて素晴らしいんだよ。海は嫌いなんだけどね。泳げないし、あとお酒飲めないし。

斉藤 あ、それ僕もですね。

石川 そうなの? お酒飲めないの? ってことは、僕らビールでプシュっていうのはないよね。だから夜でも運転できる。ちょっと買い出しいってくるよ、みたいなね。

斉藤 そうそう(笑)。

石川 でも、お酒飲めるか飲めないかでキャンプの道具も違ってくるよね。(飲める)あの人たちは、できるだけ動かないって覚悟。なにか足りなくなったら困るから事前の買い出しも入念だし。

斉藤 飲む人の方がいろいろ持ってくる、って感じですよね。

石川 僕はキャンプでは自分でメシ作るんだけど、キャプテンクックって言われてる(笑)。酒飲まないし、とくにアクティビティもしないから、みんなが海とか山歩きとか行ってる間に僕がメシ作って待ってる。みんなが帰ってくる頃をねらってパパっと。お母さんみたいだよね。

斉藤 完全にお母さんですね。

石川 僕がいたら実際すごい便利なんだよ、夜も車の運転できるし……パシリさんだよね。いばったパシリさん(笑)。

斉藤 ところで石川さんは音楽やフェスとファッションってどう考えられますか? やっぱりファッションは音楽と昔からリンクしているし、<フジロック>に代表する野外フェスでもファッションはキーワードのひとつかな、と。

石川 いや~こんな対談に呼んでもらってなんなんだけど、夏フェス嫌いなのオレ(笑)。人がたくさんいるところにわざわざ行くのって、正直ウルサイ! って思っちゃう。さっきも話したけど僕らのキャンプはすごい静かなもんですよ。音楽もかけない。人がまわりで騒ぐと、うるさい! って。

斉藤 自然のなかでは自然を満喫したいって感覚ですね?

石川 うん。音楽を聴くために人ごみの夏フェスには行きたくないなぁ。

斉藤 普段音楽は聴かれるんですか?

石川 そりゃもう大好き! すんごい聴く。むかし北海道の大きなキャンプ場にたった1人になっちゃったことがあるんだけど、夜なにしたらいいんだろう? って、ついカーステレオで大音量で音楽聴いたことはある。「ピンク・フロイド」を。

斉藤 寂しいけど、カッコいいですね。

石川 「コレ一番スペシャルだな」って思いながら大音量でね。それが俺の野外フェスかもしれないよね。でもだんだん怖くなって、キャンプ場内なのに車でトイレいっちゃった。本当に真っ暗だったんだよ。

斉藤 石川さんでも怖いものあるんですね。で、やっぱり結論としては静かなキャンプがしたい、と。

石川 そう、なんにもしない。 ちょっと自転車乗りたいとか、カヤック漕ぎたいとか、まわりがワタワタし始めると、オイ! ってなる。オレがメシ作ってやるからおまえらのんびり食ってろ! って。パシリの命令みたいなね(笑)。だからそういう意味で、夏フェスはね~用事が違うんだよね。

斉藤 目的が変わってくるってことですね。

石川 どうしてもひとつだけ見たいアーティストがあっても、多分行かない。その状態で見たくないな。

斉藤 行くならワンマンで、ですか。

石川 どっちかと言えばそうだね。夏フェスってステージに出る人が中心でしょ? 時間とかむこうに合わせないといけない。でもオレは自分でいつ聴くかを決めたいわけ。人がいっぱいいるときは、音楽じゃなくみんなでキャンプを静かに楽しむ。早寝して早起きする。ちょっと初老なキャンプがいい。だからフジロックは行ったことない。もう本当に怖いもん、あの雰囲気。

i-s-sp-003 【FESTIVAL ECHO’15×瓦版】フェス・スタイリングとはなにか?をプロに聞きました!

フェスは全員が同じような格好をした盆踊りみたいだ(石川)
必要最低限をうまく選んで持って行くという上級者も増えている(斉藤)

斉藤 そういう意味では、石川さん的には確かにワタワタしてますね。

石川 あと、ちょっと盆踊り的で、全員が同じような格好をしてるように感じちゃう。あるいは修学旅行みたいだよね。イッチョウラのスニーカー履いて。「え! 今日のために買ったの!」って、そういうのが見えちゃうとオレ的にはキツい。

斉藤 そのために買っておろしました……というのは、確かに多いかもしれない。

石川 それはアウトドア業界が悪いよ(笑)。

斉藤 そうですね。昔はそういう情報もなく、アウトドアの機能を知らないまま各々好きなファッションに身を包んでいて、それがフェスのある意味スタイルだったと思うんですけどね。

石川 いまはどうにもユニフォーム感が強いよね。

斉藤 実際に「こういうのを着て行ったらいいんだよ」って僕らもプロモーションをしてきたんですけど、思っていた以上に均一的なスタイルになったのも確かかもしれないなぁ。

石川 同じ方向を向いた人たちの集団だよね。ヘタすると、走らないのにトレランの格好で来る人もいるでしょ。ハイテクタイツにトレラン用スニーカーみたいなね。斉藤 ……いますね~。

石川 でもさ、それおかしいよね。日本の山は雨降って歩いて踏みならされれば泥になるのは分かってるし、朝誰もいないときに走るんだったら別だけど、だったら汚れる前提の靴を選ぶべき。サンダルとかね。テントの出入りも便利だし。それが合ったスペックってヤツでしょ。あのトレランはファッションなの?

斉藤 そうでしょうね。トレラン風のカッコをしてフェスに来るというスタイルですね。

石川 いや~やっぱりキミらが悪いんだよ(笑)。靴で言えば、本来は自分の足を汚さないように履くものだけど、野外なんだから汚れてしまう方がいいんだよ。サンダルなら水で流しやすいし、すぐキレイにできる。そういった機能とかスペックとかを考えて選ぶべきだと思う。だからね、ああいうトレラン風とか……ダメなんだよね~。

斉藤 そしてスタイルはエスカレートしますしね。

石川 そう! ちょっとずつ盛るんだよ。ハイドレーション(飲み水をバックパック内に収納し、チューブで水を飲む道具)で水飲むとかね。……まぁ分からないでもないけど、どうなの? って思う。

斉藤 備えあればという気持ちが多分出てしまうんだと思います。石橋を叩いてしまう、というか。

石川 あと、スペックでいうと、雨降ったときにみんなが着るジャケットもそうなんだけど、まるでアラスカの原野を旅するようなモノを選んでしまってるよね。どう考えても苗場で音楽聴くのと、アラスカの僻地を旅するのとでは必要なスペックが違う。頼もしくて持っていると安心すると思うけど、適正なスペックかといえばギモンを抱いちゃうよね。

斉藤 そうですね。ただ、昨今はお客さんも気付き始めてる感じで、均一的な山スタイルから徐々に普段着っぽく変わっているという印象は受けます。

石川 そうなんだ!?

斉藤 ええ、普段着っぽくというか、苗場の環境に見合ったものをチョイスする人がここ2~3年で現れてきている気はします。レインウェアとかサンダルみたいな、最低限必要なものをうまく選んで持って行くという上級者も増えて……。

石川 へ~それはカッコいいね!

斉藤 初めて参加したときに痛い目にあって装備をいっぱい揃えてみたけど、ここまで必要ない、自分にはコレが調度いいという程度がわかってきたというか。

石川 なるほどね。みんな少し分かってきて、底上げされてきたのかもしれないね。そんな格好してるとオーバースペックだよ、っていうのが見えてきたのかも。それはいい変化だよね。レベルアップだね。

特別な衣装をわざわざ考えるとダサくなる(石川)
経年劣化のカッコよさ(斉藤)

斉藤 石川さんはどんな格好がいいと思われますか?

石川 いや、オレは正直ウッドストックみたいな格好をしていればいいと思ってるんだよ。GパンとTシャツとサンダル。歩くんだったらワークブーツ。ただそれだけでカッコいいと思う。ハイテクのジャケットで雨を凌ぐのは分かるんだけど、オレ的には濡れる方がカッコいい。Tシャツも脱いじゃう。濡れることを受け入れて、ベチャベチャになって汚れる。オレはウッドストック世代じゃないんだけど、そういう格好ってバックパッカーとか旅人の普段着だよね。

斉藤 装備の武装はしない、ってことですね。

石川 敷物とTシャツとGパンとサンダル。これだけがカッコいいよね。ちょうどいいその場にあったスペックというか。つまり一般の生活に限りなく近いものを選んでいるってことだと思うんだ。

斉藤 フェスだからなにも変わらない。普段から履いているもの、着ているものをもっと使えばいいってことですね。

石川 例えばさ、イギリス出身のモデルのケイト・モスっているじゃん? ハンターのブーツを履いてるんだけど、あれは昔お母さんが「あんたドロドロになるからこれ履いていきなさい!」ってきっと履かせたものなんだよ。ケイト・モスだからカッコよかっただけで、イギリスの昔からある長靴を単に履いているだけなんだと思う。ファッションじゃなく実用性。アメリカ人と違って、イギリス人だからね。

斉藤 そしてそれがカッコいい。

石川 だから、僕じつは最近キャンプに行くとき、汚していいウェアをひとつ決めるようにしているんだ。このジャケットは焚き火で焦げて穴が開いても、泥まみれになっても全然いいヤツって。あえてドレスシャツとかね。汚していいってことを楽しむんだよね。

斉藤 逆転の発想ですね!

石川 ラルフローレンは乗馬ウェアとしてカッコいい。でも、彼が着ている汚れてツギハギされたラングラーのシャツの方がもっとカッコいいじゃん。そういう風に使い古せるウェアをひとつ決めてあげればいい。それこそ夏フェスで言うならTシャツ1枚あればいい。行く前にオッシュマンズで買って、そのTシャツは汚れた方がカッコいいって楽しむわけ。

斉藤 劣化のカッコよさですよね。

石川 色あせたポケTを着ている方がジェイムス・テイラーみたいでカッコいい。あの人たち新品のTシャツなんか着て舞台には上がらないよね。着古したものをそのまま着て上がる。そういうのを見てると、古いものを捨てるじゃなく、山とかキャンプに持って行くのがカッコよくなる。

斉藤 着続けるわけですね。

石川 そうそう、5年ぐらいたった頃ポケットにタバコ入れて、Gパンとそれだけで苗場を動き回るのがカッコいいんだよ。特別な衣装をわざわざ考えるとダサくなる。だからみんなが最近の<フジロック>で普段着を着るようになったって聞いて、それは随分上級者が増えたんだなって思うよ。ヤバイ、オレ置いてかれるわ、って(笑)。

斉藤 あとは現地で失敗することも大事ですよね。

石川 そうだね。分からないこともある。失敗とか後悔とかして、不要なものが分かってレベルアップする。まぁそれ以前に最悪、ビーサンに水着とタンクトップとサーフパンツがあればたいていのとこは行ける。たまに街で雨に降られたときに「オレ家まで濡れることにしよう」と開き直ったときの高揚感ってないからね。

斉藤 そういう意味では<ウッドストック>はまさにお手本みたいな感じかもしれない。

石川 そうだよ、顔洗わねえし、歯も磨かねえし、着てるもんも着っぱなしだろうし。毎日服を着替えるのが当たり前になたった今の時代からすれば、そんなヤツらが改めてカッコいいんだよ。

i-s-sp-004 【FESTIVAL ECHO’15×瓦版】フェス・スタイリングとはなにか?をプロに聞きました!

こっちが心配になるような装備のヤツがカッコいい(石川)
フジロックはフェス嫌いを引き寄せる引力がある(斉藤)

斉藤 第1回目の<フジロック>が、台風が直撃して土砂降りでみんなヘロヘロになって、言わば日本の<ウッドストック>みたいな状況だったんじゃないかと思うんですよ。

石川 そう、だから僕もあれだけは行っておけばよかったと今も思う。あの混乱は体験してみたかったと思うよね。苗場になってからは平和になって、すごいいいなとも思うけどね。世界のフェスで犯罪や盗みがないのは<フジロック>だけだって聞くし。それは認識としてすごくある。だけど行きたくない(笑)。

斉藤 かたくなですね~。

石川 みんなでファッションを揃えていくのはおもしろいだろうし、気持ちもわかる。でも、そろそろもういいだろうってね。それに、必要以上な装備で行くオーバースペックが嫌いだから、「ちょっとオレ分かってます」みたいな感じでハイスペックなものを盛るヤツいるでしょ。あれがね~見てて忍びない。それよりも断然「オレこの装備だけで3日間やっていけますよ」っていうのがすごいカッコいいと思う。

斉藤 それはかなり上級者ですね。

石川 え、そんな装備で行くの? ってこっちが心配になるようなね。テントと短パン、あとは水浴びて、ヒゲはボーボー、髪はボサボサみたいなヤツを見ると、あ~カッコいいな……としみじみ思う。<ウッドストック>に行きたいとは思わないけど、なんにも持ってないあの感じ、いいよね。

斉藤 とりあえず普段のまま着ちゃったけど、っていうね。

石川 アメリカ人だからね。日本人みたいに米食いたいみたいな食の要望もなさそうだし。<フジロック>はご飯は充実してるしね。そこはすごいとこだと思う。

斉藤 ……なんか石川さん、お詳しくないですか? <フジロック>に行ったことがないのに。

石川 そうなの、ちょっと影から見てるの。まぁ言いたくないけど、一応チェックはしてる。 誰来るのかな、って。ああ~行きてえな~! って思ってる。見たいのは過去にもいくつもあった。でもね、本当に苦手なの! 二度と行くかって言って帰ってくるのが目に見えてるんだもん。

斉藤 でも心が揺れることもある、と。

石川 そりゃ~揺れるよ。なに、その人来るの! みたいなことあるしね。

斉藤 フェスが嫌いっていう人も<フジロック>はちょっと気になるっていうか、アーティスト次第ではスタンスを変えてしまう、みたいな引力はありますよね。

石川 その場合は、……まぁこれまでをひっくり返すような話だけど、野外で真正面から聴きたいよね! どうせ観るならね。それに、5年後にグッとファッションのレベルが上がって、すごいカッコいい人とかものとかが出てきたら、やっぱりうらやましいし悔しいかも。今さら行きたいな! とかなっちゃうかも。

斉藤 そうなる日が来たら、それはそれでいろんな意味で楽しい。

石川 いや~それにしても本当によくオレをインタビューに起用したな、と思うよ。最初から夏フェス嫌いって言ってんのにさ。オレのまわりの友達もオッシュマンズすげえって絶賛してたよ。敵の一番うっとおしいベテランをよく対談相手に据えようと思ったよね~って。カッコいい~! って(笑)。

斉藤 オレは超緊張っすよ、その分。

石川 最初オッシュマンズからオファーが来たときも、「オレは夏フェス嫌いだ」ってメールに書き連ねたのに、逆に「それがいい」って言うんだもん。笑っちゃったよ。だけど、実際こうやって改めてお店観てみると、一見普通のシャツなのに実はすぐ乾くとか、普段着っぽいのにハイテクなものがいろいろあるよね。これがオッシュマンズで買う理由なんだと思うよ。

斉藤 ありがとうございます。うれしいですね! 石川さんは実際、フェス自体には一度も行かれたことないですか?

石川 行ったことないない。夏フェスって聞いただけで僕の夏の選択肢から消える。そもそも夏フェスっていう言い方自体が自己PR的でダメ! ああきっと乗せられるんだな、って言うかね。だけどその感じを上回るアーティストがたまに来ちゃうから困るんだよね~。

斉藤 で、いつか行っちゃうと。

石川 こっそりとね! 超ハイスペックなジャケット着て、バックパック背負って、バスで行ってね。バックパッカーはバスか電車か歩きでしょ。それが基本のスタイルだし。4WD乗ってるヤツの着てるものがウルトラライトとか、蹴飛ばしたくなるよ。どういうことだオマエって。で、そいつがエコを語るんだよ、ガソリン使ってブイブイ言わせながら来てるくせに。そのへんが全部解消されたら、行ってもいいかな(笑)!

INFORMATION

スタイリスト石川 顕

i-s-sp-007-mb7670bt7n4dvhypq1mu1ga80ixvq3l7egwfq40ia0 【FESTIVAL ECHO’15×瓦版】フェス・スタイリングとはなにか?をプロに聞きました!

雑誌『POPEYE』、ブランド「マウンテンリサーチ」などでのスタイリングを始め、ユニット「ULTRA HEAVY」としてのユニークなイベント開催など、活動は多岐にわたる。1年のうち3ヶ月は地元・北海道でキャンプ、スノーボード三昧の日々を過ごすなど、アウトドアカルチャーの造詣の深さはファッション業界随一。個人的スタンスは『アンチ・フェス』
 

OSHMAN’Sマーチャンダイズ担当斉藤淳史

i-s-sp-008-mb766yg4tz1t8a1g10tkwgratr75apdqq7lgrk3amg 【FESTIVAL ECHO’15×瓦版】フェス・スタイリングとはなにか?をプロに聞きました!

1985年に東京・原宿で誕生したスポーツセレクトショップ「OSHMAN’S」。国内全7店舗ではアウトドア/カジュアル/スノー/ヨガといったジャンルを中心としたアイテムが人気を博す。斉藤氏は長年そのラインアップを支える敏腕バイヤーとして活躍し、現在はマーチャンダイズ企画を担当。公私交えフジロックには毎年足を運ぶ、最強アドバイザーである。

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text & interview by Tomoko Fukutaki
photo by Kazufumi Kataoka(Wacca)
協力:Festival Echo ’15 フェス・エコ

 

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