7月25日(金)、26日(土)、27日(日)に開催された<FUJI ROCK FESTIVAL ’25(以下、フジロック)>において、今年の大きなトピックとなったのが、<フジロック>のオフィシャルサポーターとして初参戦したDEFENDER(ディフェンダー)! その注目ポイントやフェスとクルマの関係性については、開催前に富士祭電子瓦版の事前記事で紹介した。

そして今回は、<フジロック>当日のディフェンダーブースにアーティストを迎えた現地レポートを2回に分けてお届けする。第1弾では、シンガーソングライター/トラックメイカーでTempalayのメンバーでもあるAAAMYYYが登場! ブースの全体レポートに加えて、AAAMYYYが実際に訪れて抱いた印象や特別仕様車「DEFENDER URBAN BEAT EDITION」に感じた魅力を、「Festival Life」編集長の津田昌太朗と語るトークセッションとともにお伝えする。

KK1_1778 フジロックで見つけた、もうひとつのステージ〈VOL.1〉──DEFENDERとAAAMYYY #fujirock

フジロックにオフィシャルサポーターとして初参戦!
ブランドの世界観を表現するブースで特別仕様車を展示

1948年にイギリスで誕生した四輪駆動車ブランドであり、ラグジュアリーなデザインとオフロード性能を両立する稀有な存在として確固たる地位を築くランドローバー。そのランドローバーの中でも、“オフロード車の代名詞”として支持されているディフェンダーが今年、日本を代表するフェスの<フジロック>にオフィシャルサポーターとして初参戦することは、開催前から大きな注目を浴びた。

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そして大きな期待感と共に迎えたフジロック当日、ディフェンダーは会場内外の2箇所にブランドの世界観を表現するブースを展開! まずそのひとつ目が、フジロックに訪れた人々がワクワクを抱えて最初に通る、入場ゲートの手前に広がるYELLOW CLIFFエリアだ。

YELLOW CLIFFエリアは多数の飲食ブースやブランドブースが並ぶ、フジロックにおける“にぎやかな玄関口”。会場入口に向かいつつ、フェスごはんを食べて休憩し、気になるブランドもチェックできるこのエリアで今年、ひときわ来場者の目を引いたのがディフェンダーの車両展示だ。ブラックで統一されたシックで高級感のあるブースに現れたのは、“Music”をコンセプトとした特別仕様車&全国限定200台の「DEFENDER URBAN BEAT EDITION」(参考展示)。

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▲「DEFENDER URBAN BEAT EDITION」

「DEFENDER 110」をベースに、MERIDIAN™サラウンドサウンドシステムなど充実のオプションを搭載した日本限定モデルは機能面だけではなく、音の粒子をモチーフにしたロゴマークなどのデザイン面も音楽フェスにぴったり。そのラグジュアリーなビジュアルと迫力のフォルムは通りがかる人々の目を釘付けにし、次から次へと足を止めて見入っていた。

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YELLOW CLIFFエリアのブースにはブランドを体感できるオリジナルフォトスポットも設置され、多くの方がここぞとばかりに記念撮影。また、訪問者対象のアンケートに答えると、“FUJI ROCK × DEFENDER”のダブルネームTシャツ をゲットすることもできた。

今年の<フジロック>でディフェンダーは、会場の巡回およびスタッフや荷物の移動などを目的に、6台のDEFENDER車両を提供。「DEFENDER 90」「110」「130」のすべてのボディスタイルが表でも裏でも、<フジロック>という夏の一大イベントを全面サポートした。

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シンガーソングライターのAAAMYYYがブースを訪問!
ディフェンダーの魅力を体感&津田昌太朗とトークセッション

富士祭電子瓦版では、ディフェンダーのブースにアーティストが訪れ、その魅力を体感してもらう特別企画を実施。今回登場するのは、長野県出身のシンガーソングライター&トラックメイカーのAAAMYYY! ソロアーティストとして活動するとともに、Tempalayのメンバー(シンセサイザー&ボーカル)としても広く知られている彼女は、今年の<フジロック>で2日目のGAN‑BAN SQUAREに出演。その前にディフェンダーブースを訪れた。

AAAMYYYはブースに到着後、さっそく展示車両に乗り込み、ディフェンダーのスタッフと会話を交わしながら、そのこだわりを体感。「不可能を可能にするブランド」というフィロソフィーを軸に搭載された、道なき道を進むことができるタフな走破性能の数々やMERIDIAN™サラウンドサウンドシステムに「<フジロック>にぴったりですね」と語り、操縦席は傾きが分かりやすいように直線的なデザインが採用されていることを聞くと「飛行機のパイロット席みたい」と鋭い指摘も。

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ディフェンダーの特徴や魅力を一通り聞いたあと、ここからは⽇本最⼤級の⾳楽フェス情報サイト「Festival Life」編集長の津⽥昌太朗さんをナビゲーターに迎え、AAAMYYYとフジロック×ディフェンダーについてトークセッション!

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津田:よろしくお願いします! 昨日(25日)着いたそうですね。過去に何度もフジロックには参加されていますが、まずは<フジロック>に来て率直にいかがですが?

AAAMYYY:仕込みがめちゃあって徹夜したあとにそのままパートナーと来たんですけど、フジロックマジックってあるじゃないですか。フジロックハイみたいな。あれで完全にトンネルを通るときには最高潮になっていたので、着いた瞬間からアゲアゲです。

津田:自分も同じです。ディフェンダーのブースはどんな雰囲気を感じましたか?

AAAMYYY:まずは何より、展示されているディフェンダーを見て、タフで強そうだなと思いました。それでいてラグジュアリーな雰囲気もあってカッコいいですね。

津田:実際に「DEFENDER URBAN BEAT EDITION」に乗り込んでみて、機能やデザインの特徴などで目を引いたポイントや驚いたことは?

AAAMYYY:もうこれは“最強車”じゃないですか。路面状況に応じて最適な設定になるとか、エアサスとか、水深90cmまでいけるとかもすごいですし。街乗りはもちろん、<フジロック>みたいな悪路がある環境にも最適だなって。

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津田:見るからにタフですよね。デザインやインテリアの印象はいかがですか?

AAAMYYY:私はけっこうかわいい感じのクルマに乗ってきたので、強そうなクルマって煽られなさそうなイメージ。中は座り心地が良くて、おうちにいるみたいな感覚で、運転疲れしなそうでした。駐車に関しても車体は大きいですけど、センサー機能や360度の映像を映し出すカメラが搭載されていて全部カバーされているのも安心ですね。自分は古いクルマに乗っていてアナログな機能に慣れているので、もうこれは“近未来”です。

津田:ずばり、AAAMYYYさんがクルマに求める条件はなんですか?

AAAMYYY:やっぱり安全なこと。事故にもし遭ったとしても、しっかり守ってくれる頑丈なボディとか。あと長時間乗っていても子供が快適な空間があることを重視しています。普段からけっこうクルマには乗りますが、子供がふたりいるので今は大きいファミリーカー。田舎出身でクルマ社会だったこともあって、昔からクルマはずっと好きです。

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津田:「DEFENDER URBAN BEAT EDITION」は音楽に特化した機能が搭載されていますが、聴くならどんな音楽が合いそうですか?

AAAMYYY:イギリスだしオアシスとか? 楽曲ならTempalayの「かみんち」を聴きたい。あとは電子系の音はもちろん合うと思いますけど、クラシックの広がりのある音とかはどう聴こえるのか興味があります。

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津田:このクルマでドライブをするとしたら、どんな場所に行きたいですか?

AAAMYYY:山ですね。川のある山。私の実家が長野の川上村というところで、キャンプ場があって毎年そこでバーベキューをするんです。そこに行くときはだいたい農業用のトラックで行くんですけど、このディフェンダーなら余裕で快適に行けそうですね。

津田:ディフェンダーを勧めるとしたら、どんなタイプの人に響きそうですか?

AAAMYYY:もともと「あんまりクルマはいらないかも」みたいな人が乗ったらハマるかも。

津田&AAAMYYY:ありがとうございました!

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“音楽にこだわる人が惚れるクルマ”の魅力を体感!
ディフェンダー×アーティスト企画の第2弾はHIMIZが登場

ディフェンダーは世界最大規模を誇る英国の野外音楽イベント「Glastonbury Festival(グラストンベリー・フェスティバル)」のオフィシャル車両パートナーを務めており、グラストンベリーは<フジロック>のルーツとなったフェスであることからも、その親和性の高さや運命的な縁を感じる。そしてその音楽シーンとの関わりの深さは、今回の<フジロック>ブースで展示された「DEFENDER URBAN BEAT EDITION」という、“音楽にこだわる人が惚れるクルマ”からも存分に体感することができた。

本企画の第2弾では、1日目のGypsy Avalonに出演したHIMIZ(HIMI/ハタヤテツヤ/佐久麻瞬太郎)が登場! 今回と同じくYELLOW CLIFFエリアに訪れて感じたディフェンダーの魅力を津田昌太朗と語るトークセッションに加えて、次回は ORANGE CAFÉエリアのディフェンダーブースと、その目玉となった車載用振動音響テクノロジー「ボディ&ソウルシート」搭載モデル 「DEFENDER OCTA」などについても紹介するのでお楽しみに!

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Text & Interview by ラスカル(NaNo.works)
Photo by Kazuma Kobayashi