<FUJI ROCK FESTIVAL ’25(以下、フジロック)>が7月25日(金)、26日(土)、27日(日)に開催! フジロックのオフィシャルサポーターとして初参戦したDEFENDER(ディフェンダー)は、会場内外で展開したブースでの特別仕様車の展示や、会場の巡回・移動車両の提供など、表でも裏でも<フジロック>という一大イベントをサポートした。

そして今回は、<フジロック>当日のディフェンダーブースにアーティストを迎えた現地レポートを2回に分けてお届けする。AAAMYYYが登場した前回に続き、第2弾のゲストは25日のGypsy Avalonに出演したHIMIZ(HIMI、ハタヤテツヤ、佐久麻瞬太郎)! YELLOW CLIFFエリアで「Festival Life」編集長の津田昌太朗と語ったトークセッションに加えて、「DEFENDER OCTA」が注目を集めたORANGE CAFÉエリアのブースの模様もレポートする。

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Gypsy Avalonを沸かしたHIMIZがブースを訪問!
ディフェンダーの魅力を体感&津田昌太朗とトークセッション

ディフェンダーブースにアーティストが訪れ、その魅力を体感してもらう富士祭電子瓦版の特別企画の第2弾。前回お届けしたAAAMYYYに続いて登場するのは、1日目にGypsy Avalonのトップバッター(11:20-)として出演したHIMIZ。ライブ直後に、HIMI、ハタヤテツヤ、佐久麻瞬太郎の3人がYELLOW CLIFFエリアを訪れた。

YELLOW CLIFFエリアで展開されたディフェンダーのブースの中でも目を引くのは、“Music”をコンセプトとした特別仕様車・全国限定200台の「DEFENDER URBAN BEAT EDITION」。「DEFENDER 110」をベースにMERIDIAN™サラウンドサウンドシステムなどを搭載した日本限定モデルは、“音の粒子”をモチーフにしたロゴマークなども含めて、フジロックという音楽フェスにぴったりと言えるだろう。

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▲「DEFENDER URBAN BEAT EDITION」(参考展示)

HIMIZの3人はライブの興奮が冷めやらぬ状態で展示されていたディフェンダーに乗り込み、スタッフの案内でブランドのフィロソフィーや特別仕様車の魅力、搭載された機能の数々に触れながら、オーナー気分を体感! 続いて、⽇本最⼤級の⾳楽フェス情報サイト「Festival Life」編集長の津⽥昌太朗をナビゲーターに迎え、フジロック×ディフェンダーについてのトークセッションを行った。

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津田:ライブを見させてもらいましたが、まず率直にいかがでしたか?

HIMI:天気が良くて気持ち良かった! 一瞬ちょっと雨が降りそうだったけど、逆に涼しくなったからBest Weather。2年ぶりぐらいに来てテンション上がりました。

佐久麻瞬太郎(以下、佐久麻):自分個人は去年のフジロックでは別のバンドで出ていたし、これまでもいっぱい遊びには来ていますが、今年のテンションが上がったことは……この3人で来られたことでしょ〜! しかも、朝1発目なのにあんなに人が集まってくれたし。

津田:Gypsy Avalonはエントランスからも少し遠いのに、朝からたくさんの人が集まっていたのは印象的でした!

佐久麻:オレたちのチカラあああ!

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津田:ハハハ! それでは次に、ディフェンダーブースを訪れてどんな雰囲気を感じましたか?

HIMI:このクルマ欲しいな、これでキャンプとか行けたらヤバイなと思いました。

佐久麻:川に入ってみたいね。水深90センチまでいけるらしいので。

津田:お三方はそれぞれ、普段からクルマに乗っていますか?

ハタヤテツヤ(以下、ハタヤ):3人とも乗ります。例えばツアーとかだと普通1台でまとまって行くけど、俺らは自分のクルマに乗ってバラバラで向かって現地集合なので。

津田:「DEFENDER URBAN BEAT EDITION」を見て感じたことは?

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佐久麻:何よりデカい。もともとタフで車高の高いクルマは好きで。しかも音もいいし、街乗りでもアウトドアでもかっこつけられるし、羨ましい……いつか欲しい。今日!

津田:今回のギャラで! ハタヤさんに質問。長年、プレイヤーとして全国いろいろな場所で演奏されていると思いますが、移動は音楽にどんな影響を与えていますか?

ハタヤ:音楽を一番聴くタイミングが移動中で。家だといろいろほかのことをやっていたりするけど、クルマだと乗る時間も長いし、アルバム1枚とかもじっくり聴ける。だから聴くために乗る感じで、それぞれのクルマに乗って現地集合するのもそういう理由からですね。

津田:次は佐久麻さんに質問です。ドラムやパーカッションという大きな機材を扱うプレイヤーとして、快適性など、個人的にクルマに求める条件ってありますか?

佐久麻:クルマってやっぱり、イチバンいい感じの“部屋”じゃないですか。移動しながらひとりの時間として使えるので。だからそういう面での快適な空間は重視したい。あと荷物が多くてパズルみたいに載せるので、ステップワゴン以上のサイズじゃないと選ばない。

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▲「DEFENDER 110」

津田:続いてHIMIさんに質問で、音楽だけでなく俳優や表現者としても多方面で活動されていますが、移動時間を創作に活かすためにどんな空間が理想ですか?

HIMI:とにかくひとりになれる空間。そういう理由でライブに行くのもクルマで自走だし、遊びも自走で行くので。ロケバスとかは嫌いなんですよ。

津田:「DEFENDER URBAN BEAT EDITION」はどんな音楽が合いそうでしょうか?

HIMI:HIMIZかな。まずは。どのぐらいの重低音で聴こえるのかは試してみたい。

津田:それぞれ、普段はどういうジャンルの音楽をよく聴きますか?

HIMI:夏はレゲエ。あとジャズとかファンク。今日はハービー・ハンコックを聴いてきました。

ハヤタ:自分はリラックスしたいからチル・ミュージック。

佐久麻:ひとりだと眠くなりそう。俺はゴリゴリのテクノ!

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▲MERIDIAN™サラウンドサウンドシステムのマーク

津田:それぞれ好みがはっきり分かれていますね。ディフェンダーでドライブをするとしたらどんな場所に行きたいですか?

HIMI:やっぱり山とか川とか。

佐久麻:俺は鳥取砂丘! 砂丘おもろそう。

ハヤタ:砂丘入ってから水に入ろう。

津田:ディフェンダーを勧めるならどんなタイプの人に響きそうですか?

HIMI:やっぱりアウトドアが好きな人かな。あとミュージシャンも……。

佐久麻:成功者だよ。これに乗ったミュージシャンは成功者!

津田:来年みなさんが乗って来たらどうしよう、しかも3台。

一同:アハハハハー!

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佐久麻:憧れにします! 俺たちはそこを目指していきますから。

HIMI:でも本当にいつか乗りたいと思うくらいカッコイイと思います。

津田&HIMIZ:ありがとうございました!

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ORANGE CAFÉにもディフェンダーのブースが登場!
車載用振動音響テクノロジーのボディ&ソウルシート搭載

ディフェンダーは今回のフジロックで、YELLOW CLIFFエリアに加えて、ORANGE CAFÉでもブースを展開。ORANGE CAFÉは会場内の最奥にある食&ステージエリアで、そこで新たに設置されたORANGE ECHOではアジアの多彩なアーティストのライブが披露されたことも話題に。そんなエリアに現れたディフェンダーブースで、オーナー向け特設ラウンジとともに視線を集めたのは、音楽に関連のある車両として展示された「DEFENDER OCTA」だ。

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「DEFENDER OCTA」は、ディフェンダーシリーズにおける最上級パフォーマンスモデルとして2024年に初公開。マイルドハイブリッド(MHEV)テクノロジーを搭載した高性能なV8ツインターボエンジンや、6Dダイナミクスエアサスペンションなどを採用することでタフさと快適さを高次元で両立。デザイン面ではOCTA専用のバッジ、フロントグリル、リアバンパーといったパーツが随所に施されている。

そして「DEFENDER OCTA」の大きな魅力のひとつが、次世代型の車載用振動音響テクノロジーによる“ボディ&ソウルシート”だ。その新感覚のパフォーマンスシートにより、ドライバーと助手席の乗員は音をスピーカーから聞くだけではなく、4つの内蔵トランスデューサーによって、音の躍動をシート越しにも全身で体感できる。“耳と体で同時に感じる”革新的な技術を搭載した「DEFENDER OCTA」は、まさにフジロックにふさわしい一台!

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▲「DEFENDER OCTA」

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「想像以上にディフェンダーというクルマに興味を持ってくださる方が多く、30代ぐらいのカップルで気に入った彼女が彼氏を説得するなんて場面もありました」といったエピソードもあるなど、ORANGE CAFÉのエリアで存在感を発揮した「DEFENDER OCTA」。アドベンチャー・ブランドとしての車両展示を含め、現地でさまざまな試みを行ったディフェンダーは、<フジロック>に新たな発見とワクワクをプラスした。

都市の鼓動を感じながら、自然の中で自分自身を解き放つ。
フジロックの余韻を胸にディフェンダーは次なる冒険へ

<フジロック>初参戦のディフェンダーの注目ポイントを紹介した事前記事、そしてフジロック本番でYELLOW CLIFFとORANGE CAFÉで展開されたブースのレポートを、アーティストとのトークセッションと併せて2回にわたってお届けしてきたディフェンダー連動企画!

ディフェンダーが提案するライフスタイルは、「都市の鼓動を感じながら、自然の中で自分自身を解き放つ」という新しいモビリティのあり方を体現している。加えてフジロックというフィールドは、その精神にこれ以上ないほどにふさわしい場所。そしてディフェンダーが搭載する音楽に特化したテクノロジーは、<フジロック>に訪れた音好きたちをきっと満足させるものだ。

音楽と自然、自由と冒険、都市とアウトドア。一見、相反するような価値観をシームレスに行き来するこのクルマと共に、“移動”は“体験”へと進化する。ディフェンダーは、走る場所を選ばず、乗る者を魅了し、私たちの可能性を少し先の未来へと導いてくれる。そしてまた次なる冒険へ──その目的地のひとつに、来年の<フジロック>もあるのかもしれない。

KK1_1586 フジロックで見つけた、もうひとつのステージ〈VOL.2〉──DEFENDERとHIMIZ #fujirock

Text & Interview by ラスカル(NaNo.works)
Photo by Kazuma Kobayashi