様々なゲストに<フジロック>の魅力/思い出/体験談について語ってもらう「TALKING ABOUT FUJI ROCK」。今回は、タレントとして活躍しながら、この春、新プロジェクトLULU Xとして、新たに音楽活動をリスタートしたことでも注目を集めているIMALUさん。
多忙ゆえに、日帰り、深夜~始発コースなど、毎年、いろいろな<フジロック>の楽しみ方を試しているというIMALUさんは、「フジロックの楽しみ方は無限大」と語ります。自分好みの過ごし方を見つけると、ついつい定番化してきちゃうものですが、今年はいつもとちょっと違うアプローチで楽しんでみるのも楽しいかもしれませんよ。それでは、IMALUさんのインタビューをお届けしましょう!
Interview:IMALU
「あれほど雨が心地いいって思ったことはないですね」
——これまで<フジロック>には何回行ったことがありますか?
3、4回です。
——一番最初はいつだったんですか?
4年前かな。2013年だったか、2014年。
——ということは、それから毎回行っているということですね。
ですね。
——いつも泊まりで行くんですか?
1回だけ泊まったことがありますけれど、だいたい仕事があり、日帰りが多いですね。滞在時間が限られているから、滞在中は思いっきり楽しみます。自分でもすごいと思ったのは、土曜日に行って、車で日帰りで帰ってきて、日曜日の朝に仕事をして、その後にまた戻ったっていう(笑)。
——それはすごい(笑)。
どんだけ必死なんだって(笑)。1回、お仕事で行かせてもらったことがあって、その時は泊まらせてもらいましたけど、あとは基本日帰りパターンです。
——海外に留学されていたころ、向こうのフェスなどには遊びにいったことってあったんですか?
いや、全然ですね。そんなに大きなアーティストが来るような場所ではなかったので。東京にいたほうが、いろいろ観れるなって思ってました。
——最初に<フジロック>に行った時の印象はどんなものでしたか?
とにかく大きいなって(笑)。驚きました。メインのグリーン・ステージの大きさもそうだし、ステージとステージの間の距離とか。あと雨。
——最初の<フジロック>体験は雨だったんですね。
雨でした。雨が降るというのは事前に聞いていたので、かなり辛いんだろうなって覚悟はしていたんですけれど、いざ雨が降ると、それが全然嫌じゃなかった。雨も<フジロック>の演出の一部になっているというか。環境も気持ちいいし、そこに集まっている人たちの雰囲気も最高だし、そうなると、雨さえもむしろ受け入れるメンタリティになっているというか。自然のままを楽しもうという気持ちになりますね。あれほど雨が心地いいって思ったことはないですね。
——素晴らしいですね。
都会で暮らしていると傘だったり、建物だったり、雨を避けるものがそこらじゅうにあるけれど、あの場にいると、雨を受け入れるしかないじゃないですか。避けるべきものではなく、むしろ雨という自然現象の中に自分がいるという感覚にすらなる。都会では感じられない感覚ですよね。むしろこの場では自然の中に身をゆだねて、楽しもうと。
——ものすごい環境順応能力が高いですよね。<フジロック>のベテランの発言のようです。
みなさんがハマる理由がわかりましたね。私は心配性なので、いろいろな人に事前に情報収集していったので、それも功を奏したのかもです。
——現地での定番の過ごし方などはありますか?
いまのところ毎回違うんです。仕事で行った時は現地に朝到着して、朝イチのROUTE 17 Rock’n’Roll ORCHESTRAで忌野清志郎さんの曲を聴き、そのまま一日過ごすというパターンで。プライベートで行った時は、昼とか夕方に着いて、見たいものだけを見てというパターンで過ごしたりしました、去年ははじめて夜中を攻めてみました(笑)。
——おお、俗にいう、夜勤ですね。
それまでは遅くても夜の1時、2時くらいで帰っていたんですけれど、去年ははじめて始発まで遊びました。夕方くらいに現地に着いて、当然もう宿もなかったので、次の日の朝までがっつり遊びました。これがかなり楽しかったんですよ。疲れたらどこか温泉にでも行っちゃおうという計画だったんですけれど、楽しすぎて、結果始発まで遊んじゃいました。
——そのパターンもいいですね。
最高でしたね。なので、いまいろいろなパターンをやってみて、それぞれ検証しているところです(笑)。そういう意味では、楽しみ方は無限大ですよね。