<フジロック>開催まで残り2ヶ月! いよいよ本格的に夏フェスシーズンが迫ってきましたが、毎年夏フェスシーズンになると「今年こそ<フジロック>デビューしたい!」という声をよく耳にします。しかしそんな方がいつも声を揃えて言うのが、「<フジロック>には行ってみたいけど、準備とか色々大変そう……」 読者のみなさんの中にもそんなことを思っている方も多いのではないでしょうか?
今回企画に登場してくれる22歳現役女子大生イシダもそのひとり。「今年こそは念願の<フジロック>へ行ってみたい!」と強く意気込んでいる彼女ですが、実際に話を聞いてみると「とにかく広大な敷地で過酷そう」、「キャンプは好きだけど<フジロック>ではテントを張るのって大変そう」と少々弱気……。GWもフェスに出かけるほどのフェス好きの彼女も、様々なハードルがあって<フジロック>デビューに踏み切れなかったというわけで、そんな悩みを解決すべく、今回は<フジロック>デビュー予定女子大生・イシダの疑問に、瓦版編集部が色々とお答えしていきたいと思います。
当初<フジロック>ビギナー向けのオフィシャルツアー紹介企画として考えていたのですが、調べてみると、<フジロック>に10年以上通っている編集部も全く知らなかった目から鱗な超便利情報が次から次へと発覚! ビギナー以外の方にも有益な情報てんこ盛りなので、YOチェックだYO!
初心者にやさしいフジロックのあれこれ
Q.イシダ <フジロック>ってかなり遠いイメージなのですが、どうやっていくのがベストでしょうか? 簡単に行けるツアーとかってあったりしますか?
A.瓦版編集部 <フジロック>には「オフィシャルツアー」なるものが存在しています。全国27都市からの直行バスツアーや宿泊プラン、新幹線を使ってのラクラクなプランなど、豊富なラインナップがあるので、これらを活用すると超快適に<フジロック>まで行くことが出来ますよ。また「オフィシャルツアー」のHPから、チケット・宿・バス、全部まとめて買えるんです。自分に合ったコースを選択して申し込むと、メールが返信されてお金を振り込むだけなので超簡単に申し込めちゃいますよ! <フジロック>デビュー組にはおすすめです!
直行バスに乗れば会場まで都心からフジロックまですぐ!
Q. 色々と必要なものを準備していくうちに、荷物が大きくなってしまいそうなのですが、会場は広いので結構歩くんですよね? ライブを観る前にすでにクタクタになりそう……。
A. オフィシャルツアーのバスを利用すれば、ツアーバス利用者専用キャンプサイト(PYRAMID GARDEN)を利用できるんです。実はこの専用キャンプサイトはバス乗降場からなんと徒歩1分! 移動距離もかなり抑えられます。しかもツアーバス利用者専用の宅急便受付所も設置しているので、そこから荷物の受け取り・発送も可能です。重たい荷物を持っていても、帰りは自宅に届けてくれるので、身軽に帰宅できます。
さらにお得な情報をもう一つ! 会場に到着してからの第一関門がリストバンド交換。長いときには1時間以上も並ぶ羽目になることもあるのですが、バスツアーを利用すると、専用のリストバンド交換所が利用できるので、一瞬でリストバンドをゲットできます! これでライブを見る前にクタクタになることはないはずです! もし疲れてもバスツアー乗降場にはミニコンビニもあるので簡単な栄養補給も出来ちゃいますよ!
「会場を果てしなく歩きそう」というイシダの妄想
Q. キャンプは好きなので<フジロック>でもしてみたいのですが、本格的なテントは組み立てるのが大変そう……。テントの場所争いもすごく大変で早くから並ばないといけないって聞きました。遅いと斜面にテントを張るとか。
A. 確かに自分でテントを持ってきて、自分で設営するのは女の子だけでは大変ですよね。しかし、「オフィシャルツアー」を使えば、設営済の「レンタルテント」を予約することも可能です。(数量限定なので要注意!)詳しく説明すると、数年前から新設された「PYRAMID GARDEN」というステージ兼キャンプサイトエリアに、既にテントが張られていてそこに泊まることができるプランがあるので、テントを持っていないけれど気軽にキャンプを楽しみたいという方にとってはとても便利なプランです。また、そのエリアは平地なので、斜面で寝る心配はないですし、テントが張られているエリアは熟年フジロッカーにも人気のあるエリアなので、断然オススメ! さらに、キャンプサイトエリアには温泉やシャワー施設もあるので毎日リフレッシュできます!
こんなナイスなテントが設置されているから女子だけで行っても安心だぞ! イシダ!
Q. キャンプも楽しそうですが、念のため宿事情も知りたいです。もうすでに予約でいっぱいですか?
A. 会場周辺には常連さんが毎年抑えている宿もありますが、オフィシャルツアーも使えばまだまだ予約可能! 宿にもお得なプランがたくさんあり、会場まで徒歩圏内、会場までシャトルバス、越後湯沢駅から送迎など全10以上のプランがあるので自分のあったものを選ぶといいと思います! 体育館や音楽室内を利用した仮眠施設(男女別相部屋)も利用する事ができるので、疲れた時にはそちらを利用するのもひとつの手です!
初回から苗プリは贅沢すぎだからな! イシダなら許すけどな!
Q. オフィシャルツアーを使えば色々と便利に過ごせそうなことは分かりました。それでもやはり<フジロック>では色んなことにお金がかかってしまいそうなのですが、何かお得なプランとかってありますか?
A. イシダさんのような22歳以下の人にぜひ利用してもらいたいのは「Under22(得)バスツアー」! 22歳以下のバスツアー利用者の方であれば誰でも無料でキャンプサイトが利用できちゃいます! キャンプサイト券(通常価格 3,000円)に加えて、さらに<フジロック>会場内で人気の「苗場食堂」で使える金券がもらえます。(バス往復利用時は1,000円分!)腹ペコな学生の方はぜひ利用してほしいプランです。
金券を見せると上機嫌になったイシダ! でもこのチケットは去年のだからな!
<フジロック>デビュー予定女子大生・イシダは、果たして今回の企画で<フジロック>デビューの決心はついたのでしょうか? 次回はまだ実感の湧いていなそうなイシダのために、「オフィシャルツアー」を使ったプランを実際に組んでみたいと思います。 イシダ! 苗場で待ってるぞ!
text by Daiki Hayashi / Shotaro Tsuda(Festival Junkie)
photo by Daiki Hayashi