D.A.N.とHeineken®“挑み続けるフジロック“で思うこと

2019.07.19 SPECIAL

今年、21年目の苗場開催となる<フジロック・フェスティバル(以下、フジロック)>。その第一回目から<フジロック>をサポートしてきたオランダ生まれのビールブランド・ハイネケン。【Continue to support フジロック by Heineken®】をテーマに、<フジロック>で活躍する、活躍し続けるアーティストに<フジロック>の魅力を語ってもらう『FUJI ROCK FESTIVAL ’19』の オフィシャルサポーター・ Heineken®と富士祭電子瓦版によるスペシャルインタビュー。

今年の開催直前に登場してくれるのは、2015年に「ROOKIE A GO-GO」に初出演して以降、2016年と2018年にレッド・マーキーに出演し、今年は最終日夜のGAN-BAN SQUAREにDJセットで出演するD.A.N.。「フジロックは自分たちがどこにいるのか/どこまで行けたのかを確認する場所にもなっている」と語る彼らに、<フジロック>やハイネケンの魅力を語ってもらいました。

Interview:D.A.N. (櫻木大悟、市川仁也、川上輝)

櫻木「自分たちがどれだけ成長できたかということを、確認できるような場所」

――6月の東名阪ツアー「BEND」は、小林うてなさん(MIDI Provocateur/Black Boboiなど)、篠崎奏平さん(FLATPLAY/過去のD.A.N.の作品にもリミックスを提供)をサポートに迎えた5人編でのライブでした。このツアーはどんなものになったと思いますか?

市川仁也 去年はメンバー3人だけのライブをしましたけど、今回は以前の4人編成でのライブにも参加してくれたうてなと、今回初めてライブに参加してくれた奏平が加わって、新しい試みになりました。僕ら自身、アンサンブルが増えたことでアプローチの仕方や曲の解釈が変わるのを感じたし、それをお客さんに聴いていただきたい、というイメージでした。

川上輝 メンバー3人だけでライブをしていく中で、いい面と悪い面の両方があって。今回は手数が増えたらどうなるのかな、ということを試してみた形でした。

櫻木大悟 その結果、今までできなかった楽曲もできるようになった、というのが一番のメリットだったかもしれないですね。5人になることで、レコーディングに入れた音がライブでも再現できるようになったので。

1907_dan_heineken_01 D.A.N.とHeineken®“挑み続けるフジロック“で思うこと

――ライブバンドとしてより色々な表現ができるようになった、と。

櫻木 そうですね。去年は3人だけでミニマムなところとマキシマムなところのレンジを探っていたんですけど、その期間を経て5人編成でライブをすることで、より音のレンジが広くなったと思うし、ダイナミクスもより出てくるようになったと思います。

――去年と比べて、他にもバンドとして変化を感じている部分はあると思いますか?

櫻木 「どうやったら自分たちの活動の領域を広げられるか?」ということはすごく考えていて、より本腰を入れて海外に行きたい、と思うようになった部分はあるかもしれないです。それに、楽曲制作という意味では、音響面でもアレンジの部分でも、できることがより深まってきているような感覚もあります。それはたぶん、これまで3人でスタジオに入ってミックスする経験が積み重なったからこそのことなんだと思います。

―-そして今年も、<フジロック>への出演が目前に迫っていますね。D.A.N.は2015年の「ROOKIE A GO-GO」での初出演以来、2017年を除くすべての年に出演していますが、みなさんはこのフェスにどんな魅力を感じているのでしょう?

川上 やっぱり、日本で唯一と言ってもいいくらい、「色々なことがフラットな場所」なんじゃないかと思います。純粋に音楽を聴いてくれる雰囲気があるというか。

櫻木 そもそも、僕らは結成当初から<フジロック>に出たいと思っていたんですよ。そう思っていた中で、2015年のROOKIE A GO-GOで初めて出演させてもらって、その後も2016年と2018年にレッドマーキーでライブができて……。出演させていただくたびに、自分たちがどれだけ成長できたかということを、確認できるような場所になっていると思います。「今どこにいるのか/どこまで行けたのか」を、毎回確かめられるような感覚があるんです。

1907_dan_heineken_02 D.A.N.とHeineken®“挑み続けるフジロック“で思うこと

――それがもともと出たかったフェスでできるというのは、きっと幸せなことですね。

櫻木 そう思います。<フジロック>は、言ってみれば「家から一番近い世界的なフェスティバル」で、グラストンベリーのような海外のフェスに肩を並べる場所ですよね。オーディエンスも素晴らしくて、いつも気持ちいい体験をさせてもらっています。

――ステージから見ると、<フジロック>の観客はどういうところが素晴らしいんでしょう?

櫻木 僕が感じている限りでは、あらゆる人たちが解放されているような雰囲気があると思います。普段のルールのようなものから解放されているような感覚で、東京でライブをしているときよりも、みんなが「ウワァー!!」と盛り上がってくれている印象を受けます。

市川 だから、演奏していても純粋に楽しいんですよ。毎年行っている人もたくさんいて、行くこと自体が恒例になっている人も多いですし、たとえるなら毎年お盆に実家に帰るような、夏休みのような感覚で多くの人が集まっている場所で。しかも、全員がものすごく音楽が好きな人たちばかりなんですよね。他のカルチャーで考えてみても、何かひとつのものが好きな人たちがあれだけ集まって、3日間泊まりで過ごすような場所ってあまりないと思うので、そうやってみんなで楽しもうとする雰囲気は、他にないんじゃないかと思います。

1907_dan_heineken_03 D.A.N.とHeineken®“挑み続けるフジロック“で思うこと

川上 あとは、余談ですけど、苗場プリンスホテルと自然の行き来が非常に贅沢だな、と。ずぶ濡れになって帰ってきても、最高のホスピタリティがある(笑)。

櫻木&市川 はははは!