先日、ソニーマーケティング株式会社から、<FUJI ROCK FESTIVAL‘15>(以下、フジロック)出演アーティストのハイレゾ楽曲を体験試聴できる「Hi-Res SPECIAL STAGE supported by Sony」を実施することが発表されました。
「Hi-Res SPECIAL STAGE supported by Sony」は、全国の家電量販店(一部店舗除く)や銀座ソニービル ソニーショールーム/ソニーストア 名古屋・大阪で現在開催されており、今年<フジロック>に出演するアーティストの楽曲をハイレゾ音源で楽しむことができます。さらにフロントマン、デイヴ・グロールの骨折によって一時は出演も心配された(先日アメリカのライブで復帰!)フー・ファイターズに関しては、2005年の<フジロック>出演時に披露した“Best of you”、“Learn to fly”、“Monkey wrench”のライブ音源3曲を、本ブース限定で聴くことができます! 3度目にして初めてヘッドライナーを飾った伝説的な2005年の彼らのアクトをハイレゾという超高音質で再体験できるまたとないチャンス! ライブならではの熱気溢れるバンドサウンドと、荒々しくも個性溢れるデイヴのヴォーカル、そしてオーディエンスの興奮と熱狂に満ちた空気感までも、ハイレゾ対応ウォークマン®とハイレゾ対応ヘッドホンにより、まるで会場にいるかのような臨場感で楽しめます。
フー・ファイターズファンだけでなく、今年参加が決まっているフジロッカーも、残念ながら今年行けないかもしれない<フジロック>ファンも、ぜひ店頭(一部を除く全国の家電量販店や銀座 ソニービル ソニーショールーム/ソニーストア 名古屋・大阪)で、一足先にフジロック体験をしてみてはいかがでしょうか?また<フジロック>現地でも特設ブースが設置されるとのことなので、フジロッカーはぜひ足を運んでみてください!
“両手を突き上げたくなるようなホンモノの臨場感”を味わえる
そんな<フジロック>仕様の特設ブースが、全国の家電量販店(一部除く)や銀座 ソニービル ソニーショールーム/ソニーストア 名古屋・大阪で展開されているということを聞きつけ、富士祭電子祭瓦版ディレクターの津田昌太朗(Festival Junkie)が、銀座ソニービルに潜入!プライベートでもハイレゾ好きを公言しており、最近はレコードかハイレゾでしか音源を買わなくなったというハイレゾ&フェスオタクが、一足先にハイレゾで<フジロック>体験してきたので、その様子をお届けします。
<フジロック>特設ブースが展開されている銀座 ソニービルに到着!
階段を上ると大々的に<フジロック>コーナーが!4階4Aフロア
早速<フジロック>出演アーティストをハイレゾで予習!
フー・ファイターズ@<フジロック2005>の超レア音源も体験!
取材を忘れて(?)何十分も視聴を続けるディレクター…
日常的にハイレゾ音源を好んで聴いているというディレクターにハイレゾの魅力を聴いてみると、「レコーディング時の音を忠実に再現してくれるのが、ハイレゾの魅力」で、「これまでに体験したことのないレベルで音楽を味わえるようになった」とのこと。
さらに続けて熱く語ったのは、ハイレゾで聴くライブ音源の素晴らしさ。「演奏はもちろんアーティストの息づかいからオーディエンスの熱気まで、ライブやフェスで感じられるあの両手を突き上げる光景が目の前に浮かぶほど」とのこと。本当に<フジロック>会場にいるような表情で、ハイレゾ音源に聴き続けていました
また今回の企画を担当したソニーマーケティングの大塚さんにハイレゾと今回の<フジロック>特設ブースについてお話を伺うことができたので、そのインタビューの様子も公開!
Interview:ソニーマーケティング・大塚(聞き手:津田昌太朗)
その場の空気を切りとることが出来るのがハイレゾ
フー・ファイターズのハイレゾ音源の迫力、やっぱり凄いですね。
そうですね。やはりハイレゾの魅力のひとつは、「臨場感まで伝わる再現性」だと思うのでライブ音源はぜひ聴いてほしいと思います。今回のフー・ファイターズに関しては、2005年の<フジロック>でのライブ音源に加えて、今年2月にニュージーランドで行われたライブの楽曲(“All My Life”、“Everlong”)も聴くことができます。こちらもぜひ<フジロック>の予習にどうぞ!
2月の音源も聴いてみて、ライブとハイレゾの相性の良さを再確認できました。
ライブになると周りの空気も録音出来るので、聴いた時にガラッとイメージが変わります。その場の空気を切りとることが出来るのがハイレゾだと思っています。掛け合いや熱量も再現されていますので、臨場感が再現できるんです。
まさに今の彼らの雰囲気が堪能できて、予習にはもってこいでしたね。
あと今回出演するアーティストの中で許諾をいただいている大橋トリオさんもライブ音源なので聞き応えがありますよ。
嫌みのない厚い低音とスピード感の伝わり具合が違う
今回<フジロック>を機にハイレゾ配信が始まったアーティストはいますか?
トゥエンティ・ワン・パイロッツ、ネイト・ルエス、チャランポランタンあたりが<フジロック>を機にハイレゾ配信が始まりました。さらに、これは銀座ソニーショールーム、ソニーストアのみでの展開になりますが、17日よりハドソン・モホーク、ライアン・アダムス、GLIM SPANKYも追加になりました。もちろん当日のブースでもこの3アーティストの音源も聴いていただけます。気に入った音楽はじっくり良い音楽で聴きたいという人が多い<フジロック>とハイレゾの親和性はとても高いと思うので、まずお近くの店頭で体験していただければと。銀座 ソニービル ソニーショールームや名古屋と大阪のソニーストアをはじめ、全国の量販店(一部店舗除く)で展開しているので、ぜひ足を運んでほしいですね。
今回の<フジロック>出演アーティスト中で、オススメのハイレゾ音源はありますか?
個人的な好みもありますが、BOOM BOOM SATELLITES、フー・ファイターズ、岡村靖幸さん、上原ひろみさん、トッド・ラングレン辺りをよく聴いています。今回ハイレゾ化しているアーティストだと、BOOM BOOM SATELLITESやトゥエンティ・ワン・パイロッツのような音楽もただの重低音じゃなく、嫌みなく厚みが出てくるんです。24bit、ダイナミックレンジが広がっているので普段なら切れてしまっている音も入ってるんですね。ロックもそうですけど、スピード感の伝わりが全然違います。
あと声が魅力的なアーティストはどうしてもハイレゾで聴きたくなってしまうんです。今回だと椎名林檎さんとかネイト・ルエスとか。
そうですね。ボーカルの息づかいまでしっかりと味わえるのがハイレゾの魅力のひとつでもあるので、ぜひチェックしてほしいですね。オブ・モンスターズ・アンド・メンなんかもツインボーカルなので、オススメですね。逆質問になりますが、聴いてみてお気に入りはありましたか?
お世辞なしで全部音源買いたいくらいですが、個人的に一番オススメしたいのはミューズです。やっぱり先ほど話してくれた嫌みのない厚い低音とスピード感を一番実感できた気がします。そもそも3ピースとは思えないほどの重厚なサウンドなので、ハイレゾにぴったりかと思いました。
そうですね。ミューズは新作がハイレゾ音源化されているので、<フジロック>の予習にぜひ活用してもらえればと思います。他の音源に関しても、フジロック前には予習として、フジロック開催中には現地のブースで、フジロック後には復習として、「Hi-Res SPECIAL STAGE supported by Sony」にお立ち寄りいただいて、ハイレゾをもっと体験してもらえると嬉しいですね。
「Hi-Res SPECIAL STAGE supported by Sony」“出演”アーティスト
「Hi-Res SPECIAL STAGE supported by Sony」では、さらに他の出演アーティストのハイレゾ楽曲も楽しむことができます。<フジロック>ファンならずともマストリッスンな楽曲達をラインアップ!
MUSE
椎名林檎
奥田民⽣
OF MONSTERS AND MEN
clammbon
岡村靖幸
BOOM BOOM SATELLITES
NATE RUESS
大橋トリオ
twenty one pilots
上原ひろみザ・トリオ・プロジェクトfeat. アンソニー・ジャクソン&サイモン・フィリップス
TODD RUNDGREN
チャラン・ポ・ランタン
HUDSON MOHAWKE
RYAN ADAMS
GLIM SPANKY
「Hi-Res SPECIAL STAGE supported by Sony」開催場所
「Hi-Res SPECIAL STAGE supported by Sony」は以下にて開催されます。
全国家電量販店のウォークマン®コーナー(一部の店舗では実施していない場合があります。)
東京・銀座 ソニービル ソニーショールーム
ソニーストア(名古屋・大阪)
7月24(金)・25(⼟)・26(⽇)開催の<フジロック>会場オアシスエリア「ソニーブース」
〈Hi-Res SPECIAL STAGE supported by Sony〉特設サイト
interview by Shotaro Tsuda
text by Daiki Hayashi
photo by Masato Yokoyama