片瀬那奈が振り返るフジロック’18。そして今年のフジロックにかける想い#fujirock

今年もはじまりました!様々なゲストが登場し、<フジロック・フェスティバル(以下、フジロック)>の魅力/思い出/体験について語ってもらう、富士祭電子瓦版の人気シリーズ「TALKING ABOUT FUJI ROCK」。昨年に続いてトップバッターを飾ってくれたのは、フジロックファンには既にお馴染みのこの方、音楽ファンでありフジロックマスターの片瀬那奈さん。聞き手はフジロック・オフィシャルショップ「GAN-BAN/岩盤」、「富士祭電子瓦版」の代表、そしてGAN-BAN SQUAREの主である豊間根聡氏。昨年の思い出エピソードから<FUJI ROCK FESTIVAL ’19(フジロック・フェスティバル ’19)>に向けて、第1弾ラインナップを見ながら片瀬さんが注目するアーティストについてなど語っていただきました。それではさっそく、対談(雑談?)スタート。

Interview:片瀬那奈

「ああ、フジロックが始まったな…!って実感できるステージでした」

豊間根

この時期がやってきましたね。(片瀬さんが持ってきたノートを見て)今年もいろいろ語っていただけると期待しています。

片瀬

いやいやいやいや(笑)。これ(ノートをめくりながら)個人的につけている音楽ノートなんです。

re01 片瀬那奈が振り返るフジロック’18。そして今年のフジロックにかける想い#fujirock

豊間根

素晴らしい!では早速、いろいろお話を聞かせてください。まずは昨年、<フジロック・フェスティバル(以下フジロック)’18>の振り返りから。昨年は天候的に、猛暑もあり嵐もあり……どちらも激しく極端に全部やってきた年でしたね。

片瀬

いやー、ほんとです。全部ありましたね。

豊間根

会場内を移動しているお客さんと僕らのように担当エリアにずっと居るスタッフと、体感していることにかなり温度差があったんじゃないかと思う年でもありました。片瀬さんが体験した、去年の<フジロック>はいかがでした?今回も3日間フル参戦?

片瀬

もちろんフル参戦です。毎年の話ですが、東京での仕事(生放送)を挟むので、いったん土曜の夜に帰って、日曜に戻ってくるというお馴染みのコースです(笑)。

豊間根

毎年のことながら仕事を挟みながらの2往復ですよね!1日目は何時くらいに会場へ?

片瀬

金曜日はのんびり向かって、お昼すぎに会場に到着しました。グリーン(・ステージ)に出演したグリムスパンキー(GLIM SPANKY)合わせで行きました。グリムさんは私が担当している音楽番組にも出てもらったことがあって、すごい好きなんです。自然のなかで見れる!と思って楽しみにしてました。

豊間根

1日目は確か、晴れてましたよね?むしろめちゃくちゃ暑かったか。

片瀬

そうですね、暑かったですね。でもその日、東京もすごい暑かったので。やっぱり苗場に来ると避暑地で山のなかだし、東京から向かうと体感は全然違う。苗場について涼しい〜!と思えるくらいでした。

豊間根

確かに、東京から向かうと湿度が違いますよね。会場について、まずどうでしたか?

片瀬

もうそれは「フジロック、キターー!!」って感じになりますよね(笑)。あと昨年は、お客さんが1日目から多いなーと感じました。ラインナップがヒップホップ勢が多かったのもあってか、若い子たちや、初めて来たって感じの方々も多くいた気がします。1日目はとくにオシャレで都会的な雰囲気がしましたね。

豊間根

ほ〜確かに、それはあったかもしれないですね。到着してグリムスパンキーを観て、そのあとは?

片瀬

そのあとは、イヤーズ・アンド・イヤーズ(Years & Years)をみて、サカナクションみて…。あ!去年で1番印象的だったのはYouTube配信ですね! あれは本当に良かったです!どうしても行けなくて東京に残った友達もいたんですが、YouTube配信はすごい助かったって。

豊間根

やはり会場に来れなかったお友達が見てました?

片瀬

そうですね。海外のフェスでも配信があったりするので、やって欲しいという気持ちはありながら、正直、<フジロック>でYouTube配信をするとはじめに聞いたとき、「え、みんな行かなくなるんじゃない?」と思って心配しちゃいました。けれど実際、フジロック好きの友だちは、逆に配信を見て「やっぱり行きたい!来年は絶対、現場で観たい!」ってなったと言ってましたね。

豊間根

片瀬さんは会場でも活用した?

片瀬

会場にいながらもかなり駆使しましたよ!ステージとステージの移動中にどうしても間に合わないとかあるじゃないですか?毎年、移動距離考えたらもう観れないと思って諦めるアーティストが何組か出ちゃうのです。そういう時にYouTube配信を大活用!かなり時間の使い方が上手にできたと思います、これはすごく画期的でした。

豊間根

なるほど。ステージを観ることが出来ないスタッフたちも、仕事の合間にYouTube配信を見ていたようです。

片瀬

そうですよね!それと、個人的な感想としては、苗場にいるうえでさらにYouTube配信を見ているという優越感があるっていう。すぐそこなのにYouTube配信やってる!みたいな。なんか嬉しかったです(笑)。

豊間根

あはは!そういえば、昨年の「TALKING ABOUT FUJI ROCK」インタビューでN.E.R.D(エヌ・イー・アール・ディー)が一番楽しみと言ってましたが観れました?

片瀬

N.E.R.D!もちろん、ちゃんと生で観ましたよ。ケンドリック・ラマー(Kendrick Lamar)も目玉ではありましたが、私のなかではN.E.R.Dの方がメインで観たかったので。

豊間根

どうでした?

片瀬

やっぱり超かっこいい!最高でした。なんかファレル・ウィリアムズ(Pharrell Williams)よりも、ザ・ネプチューンズ(The Neptunes)よりも、やっぱりN.E.R.Dが好きですね。久しぶりに観れたっていうのも嬉しくて。しかもあんな大きな会場で、自然のなかで聴けるっていうのが。1日目にして華々しい、「ああ、フジロックが始まったな…!」って実感できるステージでしたね。

豊間根

よかったです。その後は、ホワイト・ステージのポスト・マローン(Post Malone)は?

片瀬

1日目はN.E.R.Dで満足して、いったんホテルに戻りました。ちょっとのんびりして、深夜のレッド・マーキーへ向かい、ペギー・グー(Peggy Gou)や石野卓球さんを見ました。ペギー・グーは好きなんですが、ステージは自分が想像していた感じとは違ったかな…。卓球さんは安定のセットで、「おかえり〜」って言われた感じがします(笑)

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豊間根

1日目からけっこう快適に過ごされた感じですね。

片瀬

そうですね。夜までずっと快適でしたね。個人的には「雨降って欲しいな〜」って思いながらずっと過ごしてました(笑)。このときは、今年もまた暑いんだな〜、降っても一回くらいドッと来るのかな?ぐらいの感じでした。

豊間根

台風が来そうだっていうのは知ってました?僕は金曜の時点で、明日は台風が来そうだぞっていう意識は持っていましたけど。

片瀬

うんうん、そうですね。でも、全国的にお天気が悪い予報が出てたので、苗場だけじゃないし、ぜんぜん大丈夫だろうって思ってましたね。