~フジロック本番。1歳児との過ごし方~

20回目のフジロックも大盛況で幕を閉じてから、早いもので1ヶ月が経とうとしています。始まるまでは、あと何ヶ月、あと何日とカウントダウンをしながら待ちわびていたのに楽しい時間とはあっという間に過ぎ去るものですよね。フジロスの方、或いは、来年のことをすでに考え始めている方も多いのではないでしょうか。

これまでお届けした【こどもフジロック】コラムでは、子連れ初参加する母(兼ライター)として、「こんな情報あったらいいな」を具現化するため、すべてのコラムにおいてことのほか力を注いで取材をしました。また、本番中はたくさんの子どもたちと親子の笑顔に出逢うことができ、その模様は苗場から<こどもフジロックFacebook>でご紹介させていただきました。

今年の【こどもフジロック】最終回である今回は、離乳期後半の息子(1歳8ヶ月)を連れてフジロックを初体験した私の体験レポート「本番。1歳児との過ごし方」をドキュメンタリータッチでお届けします。

2016年、夏。【こどもフジロック】企画を体験するべく3世代で苗場に乗り込みました。家族構成は次の通り。

①ドラゴン(長男/1歳8ヶ月/フジロック歴:初)
②母(兼ライター/フジロック歴: 1回目から15回参加)
③祖母・ファルコン(66歳/フジロック歴:初)

私の場合、一人で息子の面倒を見るのは難しいと踏み、最も頼れる実母に「ねえ、フジロック一緒に行ってくれない?」と頼みました。ロックもアウトドアもまったく興味のない人なので最初は渋られましたが「温泉入れるよ」という言葉に少し気持ちが傾いたところへ「八代亜紀さんもでるよ」と間髪入れずに伝えました。これが功を奏し、承諾を得ることができました。八代さんに感謝です。

では、開催中の出来事を日ごとに振り返ってまいりましょう。

■7月21日(木)

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○前日夜
実家のある栃木から、自家用車で苗場へ。祖母(以下、ファルコン)のお相手付き/2時間の道のりは終始ご機嫌。苗場到着後、宿にチェックイン。ちなみに荷物は軽く引っ越しができるのでは? と思うほどの量を満載。

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○朝
宿で朝食後、挨拶をしにKIDS LANDへ。場内に入ると、息子(以下、ドラゴン)より先にファルコンがその会場の広さに驚く。
KIDS LANDに到着直後、初めての「山」に興奮したドラゴンが走り回って顔面から転倒。まだ始まってもいないのにワイルドな負傷に失笑する母とファルコン。本人は流血するも至ってご機嫌。

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○夜
いつもならドラゴンは寝ている時間の20時前。前夜祭のライブ開始を告げる恒例の花火を見ようと3人でオアシスへ。ここで子育ての醍醐味のひとつである「予定通りにことは運べない」が早くも発生し、オアシス到着前に花火が打ち上がり始めたので慌ててイヤーマフをドラゴンに装着、道すがら眺めることに。その後はオアシスで夕飯を食べ、すぐに宿へ戻り就寝。

ファルコン「こんなに近くで花火を見られるだなんて。フジロックって本当にお祭りなのね」
ドラゴンは初めて見る「花火」をじーっと、ぼーっと(?)見ていた様子。

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■7月22日(金)

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○朝
宿で朝食後、朝一のピラミッドガーデンで「ムジカ・ピッコリーナ」を観る。同局ではドラゴンはまだ「いつも元気なワンワン」世代なのでピンとは来ていないものの、周りの人を真似て手を叩くなどの反応。アリーナちゃんの美に惚れたのか、途中、怖いほど凝視。

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その後、ピラミッドガーデンに設置されていた遊具でかわいこちゃんに遭遇。

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ステンシルのワークショップをひやかしてからのドッグランのあるどん吉パーク。犬好きなドラゴンが見逃すわけもなく、観たかったコレクターズに心の中でサヨナラを告げる。
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ここで柴犬のナナちゃんと戯れるかわいい母娘に遭遇。泳ぎ回るマグロのような息子とは対照的に「嫁にください」と思うほど礼儀正しいお嬢さんだった。

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○昼
そしていよいよ入場ゲートへ! 初フジロックを記念して撮影を…と思ったが、おそらくお腹が空いていたせいで、かなり不機嫌なドラゴン。リストバンドは入口で付けてもらってから1分もしないうちに自分でぎゅーっと締めてしまったのであえなく切断するはめに。調整の加減はわからないけれど紐は引っ張れるという年頃は要注意!
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KIDS LANDに到着後すぐに昼食。持ち込んだパンとお弁当を食べて機嫌が一気になおったドラゴンを連れてkidsの森へ。ドラゴン、本能の赴くままに散策を開始。
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卵のようなブランコを見つけたので乗せてみる。山の斜面から駆け下りることにはまり、上り下りを繰り返して一人遊び。
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焚火もしていて、初めて見る「炎」に反応。この日は思い切りKidsの森を満喫し、鈴木翼さんの森の音楽会を堪能。
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○夕方
ファルコンの目当てである「ROUTE17 Rock’n’Roll ORCHESTRA (feat. 八代亜紀、仲井戸”CHABO”麗市、奥田民生、トータス松本)」を観るためGREEN STAGEへ移動。芝生と人の多さに興奮して駆け回るドラゴンは、オーディエンスとの交流を楽しんでいた。
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ちなみに、KIDS LANDのスタッフ・ママーズのお一人から、お子さんがサイズアウトしたフジロックTシャツをドラゴン用にといただいたので忌野清志郎さんのイラストのものをチョイス。ビギナーなのに、このTシャツとイヤーマフのおかげでなんだか様になっている。

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○夜
この日、初めて八代亜紀さんの「舟唄」を生で聴き、「山の中で『舟唄』が聴けるだなんて。それにしても素敵なドレスだったわねえ」と感動のファルコン。オアシスで夕飯を食べた後で苗場食堂にシークレット出演した八代亜紀さんを再び観覧し、「雨の慕情」を聴けたと大喜び。ドラゴンも「フォー!」と両手を挙げて今日イチの盛り上がりを見せた。覚醒したドラゴンとファルコンのフジロック初日は終了。