【こどもフジロック】の2年目はじまる

はじめまして! 【こどもフジロック】へようこそ。
フジロック20周年を記念してスタートしたこの【こどもフジロック】プロジェクトは、今年で2年目を迎えます。

【こどもフジロック】とは、‘子連れフジロック’というアクティビティを、みんなで助け合って楽しむための役立つ情報発信をするプロジェクト。音楽と自然の中で、子どもも大人も一緒になってフジロックを目一杯楽しんで欲しいという思いを長年温めてきた3児の父親でもあるプロデューサーの想いから結成されました。

そして私はこのプロジェクトのメンバーのドラミこと、早乙女ゆうこです。音楽ギョーカイの片隅で、音楽にまつわるコラムやレポートを書く音楽ライター業や、コンサート現場で通訳をするなどの裏方仕事をしながら、2歳の男の子を育てている1児の母親で、フジロック歴は嵐の天神山から数えて仕事と遊びで15回程参加しています。どうぞ、お見知りおきを。

おそらくここに遊びに来てくれている人の多くが、「子連れ」「こども」「フジロック」といったキーワード検索をしてたどり着いてくれたのではないかと想像しますが、毎年10万人が来場し、昨年は総来場者数200万人を突破したフジロックなだけに、近年では子連れで参加する人たちの姿も多く見られるようになりました。

しかしながら、「子どもがいるからフジは行けないよ」という声も少なくなく、私の友達の中にも、フジロックが大好きで、20代の頃は一緒に参加していたカップルが、結婚し、子どもを授かって以降、フジロックから足が遠のいてしまった友人夫婦もいます。

フジロックを愛する人たちが、「子ども」の存在を理由に「行けない」「行かない」を選択している人がいたとしたら、どうすれば「子連れフジロック」を自分でもやってみようと思い切ることができるのかを一緒に考えて行きたい、それがこのプロジェクトの起こりです。

昨年、このプロジェクトでは、2つの試みをしました。ひとつは、フジロックは子どもも大人も垣根なく、共に遊べる空間であることを知ってもらうこと、そしてもうひとつは、「子連れフジロック」を自分もやってみたい、やってみようと思えるように背中を押してくれる子連れファミリーに役立つ情報発信を、「こどもフジロックFacebook」とインターネットメディアの「富士祭電子瓦版」を通じて展開することです。