いよいよ開催が間近に迫った<FUJI ROCK FESTIVAL’19>(以下、<フジロック>)。最新テクノロジーを利用して年々進化している<フジロック>に、今年は真打とも言えそうな公認アプリが二つ登場します。昨年YouTubeでのライブ配信の協賛したソフトバンクが提供する一つ目のアプリは、アーティスト情報やタイムテーブル、会場マップを確認できる他、各会場の5Gネットワークを活用して各会場の混雑状況をリアルタイムで配信する「FUJI ROCK ’19 by SoftBank 5G」。もう一つは、5Gネットワークを通して届けられる画像を基に解析された会場の様子が3D空間に再現され、会場に足を運ばなくても<フジロック>の雰囲気を楽しむことができる「FUJI ROCK’19 EXPerience by SoftBank 5G」です。
画期的な機能がたくさん盛り込まれた二つのアプリの活用法を探るため、毎年<フジロック>に足を運んでいるフジロックマスターのハリー杉山さんにいち早く体験してもらいました!
“フジロックのマストアイテム”
このアプリさえあれば間違いなしの完全マニュアルが誕生!
「これは……、カッパや折り畳み式のイスと並ぶ、フジロックのマストアイテムになるんじゃないですか?」ハリー杉山さんがそう話してくれたのは、現地で役立つ機能が満載の「FUJI ROCK ’19 by SoftBank 5G」。アーティスト情報、タイムテーブル、会場マップ、飲食店情報、グッズ情報などを確認できるアプリの中で、ハリーさんがまず目を付けたのは、簡単に自分だけのタイムテーブルが作成できる「MY TIMETABLE」の機能でした。
「フジロックはアウトドアなので、雨がつきもの。しかも踊っていると汗もたくさんかきますよね。いつもは会場でもらえる紙のタイムテーブルを見てスケジュールをチェックしていたんですけど、どうしても水分でぐちゃぐちゃになって破れたり、インクが滲んでしまったりする。でも、このアプリがあればすぐにタイムテーブルをチェックできて、自分が観たいと思っていたアーティストの出番を忘れることもない。すごく助かりますね。」
ハリーさんは「FOODS」情報にも注目。このアプリでは、出店している飲食店の一覧・詳細を各エリア別に見ることができます。
「フジロックは体力的な挑戦でもあるから、回復するためのフードやドリンクもすごく大事。空いている時間に食べたいモノを食べようと思っても、あまり足を運ばないステージの付近にどんなフードが出店しているか、分からないことも多いんです。でも、このアプリがあれば事前にそのエリアのフード情報をチェックしておける。フジロックはステージ間の移動にも時間がかかりますから、移動の合間にコレを見れば時間を無駄にせず、スムーズに次のステージに備えられそうですね。」
「5G LIVE CAM」で会場移動をよりスムーズに!より快適に!
「FUJI ROCK’19 EXPerience by SoftBank 5G」で最も画期的な機能は、第5世代移動通信システム=5Gの技術をいち早く活用し、各会場の混雑状況を配信する「5G LIVE CAM」の機能。GREEN STAGE、WHITE STAGE、RED MARQUEE、OASISに設置した合計8台のカメラで撮影した会場の模様が、5Gネットワークを通して1~5分ごとに配信され、来場者は各エリアの最新の混雑状況を確認できます。
「見たいと思ってわざわざ行ったステージに入場規制がかかっていて、体力と時間を消耗するだけになってしまったという経験は今までに何度もあります。このアプリを使えば、そうしたこともなくなりますね。しかも、入場規制かどうかじゃなく、どれくらい混んでいるかを実際に自分の目で見て確かめられるのが嬉しい。何人かで回っていて、子供と一緒の友人もいたりすると、無理して混雑したステージに入っていくのは難しかったりしますよね。そういう意味では、家族連れにも優しい機能だと思います。」
“ゲーム感覚で楽しむフジロック“
「FUJI ROCK’19 EXPerience by SoftBank 5G」
スケジュールの関係で、今年は26日(金)だけの現地参加になるというハリー杉山さん。残り二日の<フジロック>に参加できないことを残念がっていましたが、そういう人にもピッタリのアプリが「FUJI ROCK’19 EXPerience by SoftBank 5G」です。こちらは「EXPPerience=エクスペリエンス」の名前通り、何と現地に行かずとも<フジロック>の雰囲気が楽しめてしまうという画期的なアプリ。
このアプリでは、自分のアバターを作って操作するだけで<フジロック>会場を自由に回ることができます。アバター作成は性別、髪型、服装、肌の色などを変更できるため、自分に似せることも、ここだけのオリジナルキャラクターを作ることも可能。踊ったり、写真を撮ったり、友人とメッセージを送り合ったりと、現地にいるのと同じような体験が楽しめます。
「これは楽しいですね! ゲーム感覚でフジロックを体験できちゃう。土日はこれを使って現地にいる友達と一緒に楽しみたいですね。そうすれば、後で仲間外れになることもない(笑)」
会場内は5Gネットワークを通して届けられる画像を基に解析された様子が反映されるため、混雑したステージではたくさんのアバターが踊る姿が再現されるなど、リアルタイムで現地と連動。アプリ内でステージに足を運べば、<フジロック>の公式YouTubeチャンネルでライブ配信している映像を他の人と一緒に楽しむことができます。
「実際に触ってみて驚いたのは、ステージ、山、森、道や屋台まで、現地の再現度が高いこと。今年の<フジロック>を楽しめるだけじゃなく、過去の思い出まで蘇ってきますね。」
ハリーさんがそう話すように、このアプリ内で訪れることのできるバーチャル会場は、Googleマップの航空写真をトレースし、<フジロック>常連のスタッフの手によって丁寧に再現されたもの。エントランスからボードウォークまで、会場のリアルな雰囲気を体験することができます。
「現地に参加している人も、このアプリを使えば事前のシミュレーションができますね。行ったことのないステージを目指す時に、あらかじめ動線とか距離感を確認できる。あとは時間が被って行けなかったステージの様子を感じることもできますよね。これだけ忠実に再現されていると、他にも色んな使い方ができそうです。」
「FUJI ROCK’19 EXPerience by SoftBank 5G」は、<フジロック>に参加できない人が会場の気分を味わえるのはもちろん、現地に参加している人も様々な用途で活用できそう。情報盛りだくさんの「FUJI ROCK ’19 by SoftBank 5G」と同じく、今年の<フジロック>を100%楽しむためにはマストなアプリと言えそうです。
2つのアプリを一通り体験してもらった後、ハリー杉山さんに改めて<フジロック>の魅力を聞くと、こんな答えが返ってきました。
「フジロックって『オズの魔法使い』のオズの国みたいだと思うんです。非日常的な楽園であり、そこでの経験や思い出は一生忘れることがない。しかも、その非日常を経験することによって、普段の日常を改めて見つけ直すきっかけにもなる。「FUJI ROCK ’19 by SoftBank 5G」を使えばその楽園をさらに便利に楽しめるし、「FUJI ROCK 5G EXP by SoftBank」では遠くにいながらバーチャルな空間を通して体験できる。これは素晴らしい発明だと思いますよ。」
「FUJI ROCK ’19 by SoftBank 5G」は現在すでに提供開始しており、App StoreやGoogle Play™でダウンロードできます。「FUJI ROCK’19 EXPerience by SoftBank 5G」も<フジロック>開催前には提供開始の予定。どちらも無料で手に入れられますので、ぜひダウンロードしてその真価に触れてみて下さい!
また、<フジロック>当日には「OASIS」エリアにソフトバンクブースが登場。そこでは、5Gネットワークを通してCGで再現したVR空間にアバターになって入場でき、VRヘッドセットを使ってスクリーンに映し出されるYouTubeライブ配信映像を視聴できます。5G技術を駆使した最新テクノロジーは、あなたの<フジロック>体験を進化させてくれること間違いなし。会場に来られる人もそうでない人も、革新的な<フジロック>体験をお楽しみに!
text&interview by 青山晃大
photo by Nozomu Toyoshima