水原希子が初心者に届けたい“連れて行ってもらう”<フジロック>の楽しみ方 #fujirock

毎回様々なゲストに登場してもらい、<フジロック・フェスティバル(以下、フジロック)>の魅力/思い出/体験談について語ってもらう「TALKING ABOUT FUJI ROCK」。今回はモデル/女優そしてファッションアイコンとして人気を誇り、昨年9月に公開された大根仁最新作『奥田民生になりたいボーイと出会う男すべて狂わせるガール』で魔性のヒロインを演じ、女優としても活躍の幅を広げる、水原希子さんの登場です。過去に3回<フジロック>を経験し「今年は絶対3日間参加したい!」と意気込んでいる水原希子さん。そんな水原さんが感じた<フジロック>の魅力とは……!?過去の参加時の体験から、今年楽しみにしているアーティストまでを語ってもらいました!

Interview:水原希子

「NOBU(北村信彦)さんとジョニオ(高橋盾)さんとかに連れられて行ったのが最初のフジロック」

——音楽が好きでライブの写真をInstagramにもあげていらっしゃいます。国内外のフェスにも行っているとお聞きしています。<フジロック>には何度参加したことがあるのでしょうか。

たぶん3回なんですよ。記憶があいまいで。しかも3日間いたことがないので、すごくにわかファンなんです。3日間滞在したいのに、1日とか2日で帰らなきゃならないことばかりなんですよね。でも思い出は多いです。

——<フジロック>の存在を知ったのはいつ頃でしたか?

私にとってはもう歴史があるフェスで、気がついたら知っていた、というような感じなんです。最初に<フジロック>に行ったのは2011年。YMO(イエロー・マジック・オーケストラ)やケミカル・ブラザースが出ていた年ですね。ラインナップを見ていると懐かしさが出てきますね。

——YMOやケミカルが出た最終日にいたんですか?

いましたね。ヒステリック・グラマーのNOBU(北村信彦)さんとUNDERCOVERのジョニオ(高橋盾)さんとかに連れられて行ったのが最初の<フジロック>でした。このふたりは<フジロック>の達人で、遊び方もよくわかっているんです。クリスタル・パレスのバーでよく飲んでいたりだとか、どこでもかんでも付いて行っていましたね。その1回目のときは、運良くバックステージパスをいただいたので、アーティストの方々ともたくさんお会いする機会もあって。どういう経緯だったのかよく覚えていないんですけど、YMOのお3方とYMOのライブの前にバックステージでお会いしたんですね。緊張してびっくりして、吐きそうになって(笑)。あまりにも苦しくなって、その場から逃げ出したくなっちゃって。恐れ多くて、場違いなところにいちゃったなっていう記憶があります。

——<フジロック>に行く前はどんなイメージを持っていましたか。

あまり想像もつかなかったんですけど、山で行われているんだろうなっていうざっくりとしたイメージ。テントとかも張って、大変なんだろうなって。でも一緒に行った人たちがあまりにも<フジロック>の常連の人たちなので、任せていれば大丈夫というような安心感もあって。「あ、泊まれるのはホテルで、ホテルは近いんだ」ということも現地に行ってからわかったくらいでしたから。わりとというか、かなり優遇されていましたね。甘やかされていたんです。

——その1回目の<フジロック>ではどんな思い出が残っていますか。

実は迷子になってしまったんですよ。はじめて行ったのにバックステージパスをもらっちゃってしまったこともあって、道を知らないのに裏動線を使ってホテルに戻ろうと思ったんですよ。混まないしその方が楽だろうなあと思って。友だちとふたりで歩きはじめたら、どんどん暗闇に向かっていく。携帯の充電も切れてしまったし、ライトも持っていないし。本当に真っ暗になってしまって。本当にこの道でいいのかって迷いながら歩いていたんです。めちゃくちゃ怖い思い出です。

——通り過ぎていく車にSOSを出せば良かったのかもしれないですね。スタッフしか車を走らせていないわけですから、もしかしたら乗せてくれたかもしれないし。

見かけた人も怖かったと思いますよ。暗闇のなか、誰も歩いていないだろう道をふたりの女の子がライトも持たずに歩いているわけですから。

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——アウトドアのレインウェアとかシューズとか装備もしっかりして行かれたのですか。

確か1回目はドクターマーチンを履いて行ったんですよね。水分を含んで重くなってしまって。2016年が2回目で、そのときは出演していたジ・インターネット(THE INTERNET)のメンバーにチケットを取ってもらったんですね。去年も行ったから間違いなく3回ですね。

——ジ・インターネットは今年1月の来日公演も行かれていましたよね。Instagramで拝見しました。

一昨年はジ・インターネットだけを見に行ったと言ってもいいような感じで出かけたんですよね。けれど結局は一番好きなフィールド・オブ・ヘブンで時間を過ごしていることが多くなって。その日はグリーン・ステージでのジェイムス・ブレイク(James Blake)も記憶に残っています。ジ・インターネットとは個人的にすごく仲良くさせていただいています。彼らが所属している「オッド・フューチャー(Odd Future)」のタイラ・ザ・クリエイター(Tyler, The Creator)などが、もともと私のことを知ってくれていて。その人たちと仲良くなって、ジ・インターネットのファンということもあって繋がったんです。そうそう、その年は奥田民生さんがホテルにいらっしゃって、私がちょうど『奥田民生になりたいボーイと出会う男すべて狂わせるガール』に出ることも決まっていたからご挨拶した方がいいのかなって思ったんですけど、結局話しかけられず。奥田民生さんには2回ほどお会いするチャンスがあったんですけど、2回とも怖気付いてしまって話しかけられなくて。そのうちの一回が<フジロック>だったんですね。

——2011年を一度経験したことで2016年や2017年につながっていったはずです。1回目と2回目でスタイルとして変わったところは?

歩きやすい服装にはしていましたけど、2回目でもなめていたかもしれないですね。リュックは持って、そこにいろんなものを入れて歩いていました。3日間はいられない予定だったので、雨対策はしていませんでしたね。毎回ラッキーで、雨にほとんど降られていなくて。だから痛い目をみていないんですよ。

——今年は雨対策だけはしていったほうがいいと思います。

わかりました(笑)。

——フェスファッションとしては、こういうものを着て行こうと決めていらっしゃるポイントはあるのですか。

とにかく動きやすいスタイルですね。ロングパンツにパーカのようなコーディネートが多いです。靴も動きやすいものにして。持って歩く荷物もわりとコンパクトにして。苗場では東京でイメージしているよりも寒くなることも多いので、防寒対策のアイテムは持っていきますね。風邪だけはひきたくないので。