■7月28日(金)本番1日目
○朝
朝からどんより雲の初日。飾られたてるてる坊主と昨夜までほぼなかったテントが一気に立ち並んだキャンプサイトに「ナニコレー!?」と叫び、ゴンちゃんの描かれた旗を見ては「ピンク・ゴンチャン! アオ・ゴンチャン!」と反応。パレス・オブ・ワンダーを通りかかるとバギー下車を要請され、巨大なスパイダーらしきオブジェをぐるりと観察。
あと少しで入場ゲートという場所にいた青ゴンチャンに乗って記念撮影をしていると、かわいこちゃんがやってきたので手をつないで一緒にぱちり。気分も上がったのか意気揚々とゲートに向かって前進する。
ゲート前でお約束の記念撮影。昨年はバギーの中で暴れていたのでいい写真が撮れなかったけれど、今年は自立してキメ顔も見せてくれた。
ゲートをくぐってすぐに、ゴンちゃんがたくさん書かれた看板の前に座り込む。ゴンちゃんの色チェックをした後、お姉さんにリストバンドをつけてもらった。
その先すぐの場所ではまたも赤ゴンちゃんがお出迎え。今度はドラゴン自ら「ノル!」と言って記念撮影。ゴンちゃん撮影のための列ができていたのでササッと撮影して、いざ場内へ!
優先トイレは昨年同様に大きなステッカーが貼られて設置され、グリーン・ステージ後方のプライオリティテントではチケットが配布されていた。我が家は今年もこのテントを利用しなかったので未知なるエリアのままだ。
続いてKEENのブースに立ち寄り、昨年できなかったシューズ・レンタルをやってみるとなかなか気に入った様子だった。
象印の無料配布のお茶コーナーにできた行列を眺めていると、ドラゴンは木の上のゴンちゃんを発見して立ち止まった。
そうこうしているとグリーン・ステージで音が鳴り始めた。キッズランドへ行こうと促す母を尻目にドラゴンはどんどんステージに近づいていくので、慌ててイヤーマフを装着。トップバッター、グループ魂の登場だった。
ステージ前方まで行って満足したのか暫くするとファルコンの元へ戻り、ステージに向かって二人で拍手。その後はトンボ観察に夢中になる。
○昼
宿から出発して寄り道すること約2時間、ようやくキッズランドに到着すると、すし桶ドラムのふーちんを発見! ピアニカの音に引き寄せられてじっと見つめていたので、ふーちんの楽器・ジーちきトントンを欲しいかと尋ねるも、まだそれが何を意味するのかがわからない様子だった。このやりとりから、ワークショップなどのアクティビティは本人が興味を持ってやりたいと言うまで黙って見つめることにしようと決意した母であった。
キッズランドには、森のアトリエでのワークショップや子どもが買い物を体験できる駄菓子屋が用意されている。前述の通り2歳のドラゴンは興味を持たなかったが、多くの子どもたちが創作に買い物にと忙しなく楽しんでいた。
1年振りのメリーゴーランドでは昨年のような怖がった様子はなく、終始笑顔だった。ひとしきりキッズの森を堪能して喉を潤した後は、「ASA-CHANGとタイコであそぼう」に参加するため、ピラミッドガーデンへ。
気持ちよく寝ている子がいるな〜と移動していたのだが…
朝から飛ばしていたドラゴンも、移動中のバギーで昼寝を開始。「ASA-CHANGとタイコであそぼう」開始時刻になっても起きることはなく、鬼の居ぬ間にファルコンは後方のベンチで休憩をし、母は知り合いのスタッフと談笑しながらみんなが太鼓を上手に作り上げていくのを見て感心しながらドラゴンの目覚めを待った。
しばらくして目覚めたドラゴンは、みんなが楽しそうに触っている太鼓が自分にはないことに気づき、あれをよこせと泣き出して母は困った。そこへ近くにいた紳士フジロッカーが、ご自身で作った太鼓をドラゴンにと差し出してくださった。その行為に母は救われ、ドラゴンは苦労することなく上手に組み上がった太鼓を無邪気に叩き始めた。ASA-CHANGファンの紳士様、その節は有難うございました。
すると、突然の雨が!
太鼓を持った子どもたちはピラミッドガーデン内の屋根のある場所へと避難し、イベントは終了。雨の中でもはしゃいだドラゴンは、雨宿りをするカップルの邪魔や、他の子どもたちと一緒になって遊具で遊び倒して泥だらけの水浸しになったため、予定していた若大将の歌を拝みにグリーン・ステージへ移動することは断念し、ファルコンに連れられて宿へと一時撤収。昼寝後に再び会場へ戻る予定でいたのだが、夕方眠りについたドラゴンは夜中まで目覚めることはなかった。
○夜
念願のQUEENS OF THE STONE AGEをようやく目にすることができた母は、GORILLAZが終わろうとしていた頃に夕方から眠り続けたドラゴンが起床してお腹を空かせているというファルコン連絡を受け、こどもフジロックで紹介した「会津屋」のたこ焼きをオアシスにて購入し、宿にデリバリー。冷めても美味しいたこ焼きをドラゴンもファルコンもパクパク食べて、初日は無事終了。