2.準備するもの〜道具〜

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大自然の山の中の会場というフジロックの特性からすると、親の心の在り方だけでは子どもと一緒に快適には遊べません。やはり道具や情報に頼ることで、より楽に過ごすことができます。ここでは子連れに関わる道具のみの紹介ですので、大人用は他の情報を参考にしてくださいね。

■■昨年の反省
山の中に3,4日間籠もるのだからという心配と、子連れ参加初ということで、我が家の車には引っ越し程の荷物が満載され、宿に運び入れるのに3往復するほどでした。結果、無駄なものが多すぎでしたが、自分が安心できることが大切だとも思うので、我が家の程良い量を毎年探るしかないと感じています。

そんな中でも間違いなく不要だったものや、昨年はマストアイテムだったけれど今年はもう使わないものを列挙します。

■不要(だった)なもの
・トレッキングブーツ
・バギー用の盗難防止ワイヤーキー
・抱っこひも
・離乳食&ミルクセット
・おもちゃ

トレッキングブーツは、見た目が可愛いので買いましたが、そもそも1歳8ヶ月では歩き続けないですし、履かせてみたものの、靴の重さのせいでうまく歩けず早々に拒否され、来年用にととっておきましたがすでにサイズアウト。抱っこひもや離乳食、ミルクセットは卒業済み。和光堂のランチシリーズはスプーン付でどこでもサッと食べられるので大変便利でした。キッズランドの乳児用テントでは、他の子どもたちに交じって絵本やおもちゃで遊んでいましたが、宿では一切触れませんでした。フジロックには楽しいことがいっぱいあったようなので、今年は移動中の車で遊ぶもののみにして車中に置いていくことにします。

■■今年必要だと感じているもの
*昨年と同じもの
・バギー(虫除けネット+レインカバー)
・イヤーマフ(消音ヘッドフォン)
・雨対策(ポンチョ)
・日焼け止めクリーム
・虫除けスプレー&シール
・ポイズンリムーバー
・夜光腕リング
・お茶ボトル
・お菓子
・着替え
・防寒用上着
・麦わら帽子
・軽量素材のブランケット
・オムツセット(おしりふきシート、ゴミ袋)
・タオル
・袋タイプのジップロック&ゴミ袋

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昨年経験してみて、なぜ「バギーは三輪でタイヤに空気が入るタイプ」を薦められたのかがよく分かりました。子どもを乗せ、昼寝場所確保以外にも荷物置き場としても大変有効ですし、砂利道を楽に進むことができました。このコラムの最後の頁に昨年フジロック会場内で撮影したバギー写真を多数掲載していますので参考になさってください。

イヤーマフは普段から音の大きなイベント(花火大会、運動会)にも持ち歩いていますが、本人的にも気分があがるようで嫌がらずに装着してくれていました。レインスーツはセパレートのものはまだ必要ないと判断し、昨年使わなかったエーグルのポンチョを持参します。お菓子はキッズランド内の駄菓子屋でも買えるので1,2袋程度に抑えて身軽にし、袋タイプのジップロック&ゴミ袋は急な雨の時やレジャーシート代わりなど何にでも使えるので今年も活躍してもらいます。

*今年初もの
・靴(スニーカー、長靴、サンダル)
・食ツール(スプーン、フォーク、麺カッター、使い捨てエプロン)
・専用折りたたみ椅子
・水着セット
・熱中症対策グッズ(アイスノン、コールドスプレー、経口補水液)
・応急処置グッズ(バンドエイド、消毒液、風邪シロップ)
・ヘッドライト
・サングラス
・カニツメ

1歳と2歳では、準備するものがガラリと変わります。まず、靴。昨年の「歩くことはそこそこできる人」から今では「とにかく走り回る人」へと進化しましたので全方位を用意します。スニーカーは普段園庭で使っているKEENと新調したVANS、そして川遊び用のサンダルと知人のフジロッカーズ・ファミリーからお下がりでいただいたクロックスの長靴。中敷きが布製のものだとすぐには乾きませんが、この手のタイプだとすぐに拭き取ることができるそうなので便利とのこと。

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そして食ツールは前回掲載の「子連れフジロッカーズ・インタビュー」を参考にし、オフィシャルサイトにある全出店舗情報とこどもフジロック連載最後にご紹介する「こどもフジごはん2017」(7月21日(金)掲載予定)の子どもに優しい食べ物を提供するメニュー情報を併せて目星を付けておくつもりです。
昨年、私用にと持参したコールマンの軽量折りたたみ椅子はバギー(に座るを想定していたのに)を乗り捨てた息子に占拠され、一切座れないという苦行を味わったので今年は彼専用のものを用意します。

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水遊びが大好きな息子が川を見逃すとは思えませんので水着や着替えを多めに用意し、怪我や体調不良に備えたグッズの他、実用性のあるおもちゃとして大好きなヘッドライトを彼専用に用意します。
そして、昨年はケロポンズとはまだ分からずに手を叩くなどをして興味を示していましたが、今ではケロポンズを「ケロポンズ」と認識し、自宅ではもちろん、園でも率先して踊り、YouTube再生では追いつかないくらい「見たい」と要望されるようになった今春、DVD付ベスト盤を購入しました。たった1年の間にこれほど成長することに驚いています。

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そして先月、毎日踊りを重ねていた彼がケロポンズのコンサートへ行く前夜に「エビカニクス」を踊っていた時、振り向きざまに「ママ、あれほし〜い。かって〜」と、カニツメを指さして言い放ったのでした。
こうして生まれて初めて息子から‘購入’を望まれたカニツメや、彼のお気に入りのサングラス(ダイソー)などの気分の上がるアイテムを持参することで、2回目のフジロックを楽しんでもらいたいと考えています。

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