これまで【こどもフジロック】では、フジロックに子連れで参加するための“準備の大切さ”について3年にわたり触れてきました。その理由には、フジロックが都市型の子ども向けイベントと違い、大自然の中で行われる音楽フェスティバルなので天候によっては厳しい状況に身を置くこともあるからです。昨年は開催2日目に台風の影響で強風と大雨が吹き荒れ、子どもを連れた参加者たちは早々に宿泊先へ戻る決断を迫られました。
しかしながら、嵐は突然起きるわけではありません。事前に天気予報などの情報を集めて必要な準備をした上で無理をしないようにすれば親子で一緒に安全に楽しむことができる場です。また、“フジロックの準備”は「何だかとっても大変そう」と思われがちですが、するべきことは日頃の外出時の“準備”と変わりません。
【こどもフジロック】では、子連れファミリー参加をする大人の皆さんに対し、面倒な準備こそ家族のイベントにして、みんなで楽しむことを提案しています。そこで今回は、これまで掲載した1歳、2歳、3歳の子どもと参加した母ライターのフジロック準備レポートをまとめてご紹介します。
■1歳児連れの準備
→ その結果の体験レポート
■2歳児連れの準備
→ その結果の体験レポート
■3歳児連れの準備
→その結果の体験レポート
尚、4歳児を連れての準備編コラムは5月公開予定です。
■まとめ「準備をすれば、子どもと一緒に楽しめるフジロック」
子連れフジロックを最大限楽しむためには「心」の準備と「道具」の準備の両方が大切です。
その「道具」については上記のレポートや、インターネット上に公開されている子連れフェス経験者が公開している子連れ体験記を参考にして我が子に合うものを準備しましょう。
また、移動手段や宿の手配はフジロック公式ツアーのファミリープランを利用するのもひとつの手。お子さんが小さなうちは、快適さや利便性を重視して過ごすこともフジロックを楽しむ鍵となります。
最後にスペシャル編集版として、子連れでのフジロック参加を悩んでいる方に、一度は読んでいただきたい記事をご紹介します。
■「心」の準備編として読んでいただきたい記事
■「道具」の準備編として読んでいただきたい記事
「道具」の中でも子どもの耳を防護するためのイヤーマフ・耳栓の必要性について言及したこちらの記事も併せてご覧ください。
子どもの世話が焼けるのも、たった10数年ほどの短い時間。特に可愛い盛りの幼少期は、あっという間に過ぎてゆくことを先輩ママパパたちは口々に教えてくれますよね。子育て真っ最中で余裕を持てない今こそ、その言葉を信じ、子どもたちやパートナー、お爺ちゃん、お婆ちゃんなど同行する全員をできる限り巻き込みましょう。そして自分の負担を家族の楽しみに変えて、事前準備の段階から子連れフジロックを大いに楽しんでください!
Illustration byまつも
Text by 早乙女ゆうこ
<こどもフジロックFacebook>では、子どもも大人も皆で助け合い<フジロック>を思いっきり楽しもうという想いをベースに、子連れで参加するファミリーにとって役立つ情報の収集、発信、シェアを呼びかけています。特に子連れ参加経験のある方は体験談をシェアしてください。また、Twitter、Instagramでも情報を発信中です。